メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は7月11日、2022年上半期(1~6月)の電動車の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は13万9600台。前年同期比は14%増と伸びている。
ここでの電動車とは、EVとプラグインハイブリッド車(PHV)を指す。メルセデスベンツは新世代のPHVシリーズを、新たに立ち上げた「EQ Power」(EQパワー)車として展開している。
また、ピュアEVは「メルセデスEQ」ブランドから発売している。メルセデスEQブランドの最初の市販車として登場したEVが、SUV『EQC』、市販第2弾は、ミニバン『Vクラス』ベースの『EQV』、第3弾は小型SUV『EQA』となる。
メルセデスベンツの2022上半期の電動車の世界新車販売台数は、前年同期比14%増の13万9600台。13万9600台のうち、EVの販売台数は4万5400台。前年同期のおよそ2.3倍だった。これは『EQE』 の生産が開始されたことが大きいという。
メルセデスベンツの2021年の電動車の世界新車販売の台数は過去最高の22万7458台。前年比は69.3%増と大きく伸びている。