VW、オフロード車ブランド「スカウト」をEVで復活へ…2023年プロトタイプ発表予定

フォルクスワーゲングループが米国で復活させるオフロード車ブランド「スカウト」のEVのスケッチ
  • フォルクスワーゲングループが米国で復活させるオフロード車ブランド「スカウト」のEVのスケッチ
  • フォルクスワーゲングループが米国で復活させるオフロード車ブランド「スカウト」の電動SUVのスケッチ
  • フォルクスワーゲングループが米国で復活させるオフロード車ブランド「スカウト」の電動ピックアップトラックのスケッチ

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は5月11日、オフロード車ブランドの「スカウト」を、米国で電動車ブランドとして復活させると発表した。

スカウトは、米国で1902年に設立されたインターナショナル・ハーベスター社が、かつて販売していたピックアップトラックのオフロードモデルだ。インターナショナル・ハーベスター社の事業は1986年、ナビスターが継承。そのナビスターは2021年、フォルクスワーゲングループのトラック・バス部門のトレイトンが買収して、傘下に収めた。

フォルクスワーゲングループは、このオフロード車ブランドのスカウトを、米国で電動車ブランドとして復活させる計画だ。まず、ピックアップトラックとSUVの2車種のEVを米国市場で発売する。

スカウトブランドのEVは、米国の顧客向けに、米国で設計され、生産される予定だ。最初のプロトタイプは2023年に発表され、生産は2026年に開始される見通し。なお、フォルクスワーゲングループは、スカウトブランドの2車種のEVのティザースケッチを公開している。


《森脇稔》

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