ヒョンデ(現代自動車)は4月25日、2022年第1四半期(1~3月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は前年同期比9.7%減の90万2945台。販売台数の減少は、主に世界的な半導体や部品の不足による部分が大きいという。
全販売台数90万2945台のうち、韓国では15万2098台を売り上げた。前年同期比は18.0%減と2桁のマイナス。韓国以外の海外では第1四半期、75万0847台を販売した。前年同期比は7.8%のマイナスだった。
世界新車販売台数は9.7%のマイナスだったが、SUVや高級ブランドの「ジェネシス」の販売は好調だったという。例えば米国では第1四半期、SUVの『ツーソン』が20%増の3万9655台、『ヴェニュー』が13%増の6549台と伸びている。
日本では第1四半期、32台を登録した。前年同期に対して、およそ5倍と増えた。ただし32台という台数から判断して、日本市場への再参入向けの『アイオニック5』や『ネッソ』のデモ用車両の可能性もある。