トヨタ自動車(Toyota)の米国部門は4月1日、2022年第1四半期(1~3月)の米国におけるトヨタブランドの電動車(ハイブリッド車やPHVなど)の新車販売の結果を発表した。総販売台数は11万9822台。前年同期比は4.4%減だった。
乗用車系のハイブリッド車では、『カムリ』が8010台を販売した。前年同期比は22.0%減と落ち込む。『カローラ』は、8.3%増の7909台と好調。『プリウス』も9.1%増の7692台と堅調だった。大型セダンの『アバロン』は、38.0%減の1295台だった。
また、燃料電池車の『ミライ』は715台を販売した。前年同期に対して、17.7%減と後退している。
SUVのハイブリッドでは、主力の『RAV4』が3万8952台を販売した。前年同期比は32.2%増と伸びる。PHVの『RAV4プライム』は、87.4%増の5233台と大幅増。中型SUVの『ハイランダー』のハイブリッドは、12.1%減の1万6543台にとどまった。
また、トヨタ『ハリアー』の米国仕様の『ヴェンザ』は、前年同期比20.5%減の1万0836台。ミニバンの『シエナ』は23.0%減の2万0051台と、新型ハイブリッド2車種はともに落ち込んだ。
2021年の米国におけるトヨタブランドの電動車(ハイブリッド車やPHVなど)の新車販売台数は新記録となる52万8323台。前年比は80.6%増と伸びている。