【ネオクラ☆アンケート】思い出のホンダ プレリュード…教えて

ホンダ・プレリュード初代
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  • ホンダ・プレリュード2代目
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最近日本の中古車市場あるいは趣味の世界で、「ネオクラ」=ネオクラシックカーに人気が集まっている。クラシックカーと呼ぶほど古く古典的ではないけど、そこそこ古くて、車が楽しかった頃の車だ。だいたい80~90年代の車になる。

高度成長期後期からバブル期、バブル崩壊期にかけて登場した車で、特徴的な車が多い。そんなネオクラのひとつがホンダプレリュード』だ。初代の登場が1978年で、最後のフルモデルチェンジが1996年。読者の思い出のプレリュードはどれか、教えてほしい。

アンケート回答
https://questant.jp/q/3O0T7I3L
締め切りは3月31日23時59分。

●初代プレリュード
1978年11月24日発表・25日発売

ホンダは、個性化時代の要請に応えて、スポーティタイプ小型乗用車『プレリュード』を発表した。パーソナルライフを楽しむための2ドアフィックストクーペだ。

前席を重視した4人乗りの室内、国産車で初めての電動式サンルーフを標準装備(一部除く)、集中ターゲットメーターなど、多くの新技術を採用した。

その先進的なクルマ造りが日本はもとより、アメリカ、ヨーロッパなどで高い評価を得て、知的で個性的なFFスペシャルティカーとして、プレリュード独自の世界を拓いた。スポーティな走行性と端正なスタイリングが好評だった。

スタイルはプレリュードの主な特長としてホンダは訴求していた。外観デザインは、ロングノーズショートデッキ、ワイドアンドロー、知的な美しさの中にスポーティな精悍さをかね備えた。細いピラーとラウンドウインドは、広い視界を生むとともに軽快で力強いデザインを引きたたせることを意図した。

発売時の価格:116万~145万1000円

ホンダ・プレリュード2代目ホンダ・プレリュード2代目

●2代目
1982年11月25日発表・26日発売

2代目は、12バルブエンジンやダブルウイッシュボーン型サスペンション、4輪アンチロックブレーキなど、数々の新技術を導入しスタイルを一新した。

エンジンは全域でスムーズな吹き上がりを発揮する新開発CVCC12バルブエンジンを搭載する。サスペンションは俊敏な操縦性と高速安定性にすぐれたダブルウイッシュボーン型をフロントに採用した。さらに、最新エレクトロニクス技術を駆使したホンダの独自開発による日本初の4輪アンチロックブレーキや、機能的で空力特性にもすぐれた設計のスタイリング、軽量・高鋼性のモノコックボディ、高効率ロックアップ 機構付ホンダマチック4速フルオートなど、数多くのホンダ独創のメカニズムを投入した。

モデルチェンジ時の価格:136万~176万9000円

ホンダ・プレリュード3代目ホンダ・プレリュード3代目

●3代目
1987年4月9日発表・10日発売

3代目は、世界初の舵角応動タイプのホンダ4輪操舵システムや、4輪ダブルウイッシュボーンサスペンション、新4輪アンチロックブレーキなど、独自の数々の新技術を導入、スタイルを一新した。

人とクルマのよりよい一体感を創り上げるというコンセプトのもとに、優れた基本性能をベースに、人の感性に心地よく、ドライバーの意志に素直に応える感覚性能の実現をめざした。

エンジンは全車に高性能2.0Lエンジンを搭載。トランスミッションは5MTのほか、変速やロックアップのタイミングおよび領域を高精度デジタルコンピュータが制御する、フル電子制御2ウエイ4速オートマチック(デュアルモード・ロックアプ付)を用意した。

3代目では、高次元のハンドリング性能を実現するため、「ホンダ4WS」の設定が特筆される。ハンドルを操作する量に応じて、後輪を前輪と同方向または前輪と逆方向に操舵する。高速走行時にはレーンチェンジなど小さなハンドル角の使用頻度が多いため、後輪を前輪と同方向に操舵、また、狭い道や車庫入れなど低速で小回りが必要な時は大きなハンドル角が使用されるため、後輪を前輪と逆方行に操舵する。

モデルチェンジ時の価格:148万5000~218万9000円

ホンダ・プレリュード4代目ホンダ・プレリュード4代目

●4代目
1991年9月19日発表・20日発売

4代目は大胆なスポーツクーペスタイルの3ナンバーボディとなった。4代目では、スペシャルティカーとは何かを原点から考え数々の新技術を駆使し、“感動コミニュケーション”をキーワードに、これからの時代をリードするクルマとして開発された。

エクステリア・スタイリングはワイド&ショート、インテリアは前席優先と割り切った2シーター感覚のスポーティなものになった。ドライバーの意のままに応える鮮やかな走りを追求して、新開発2.2L・DOHC高性能エンジン、新開発電子制御電動式4輪操舵システム・ハイパー4WS、新設計4輪ダブルウイッシュボーンサスペンションを採用した。さらに運転席&助手席SRSエアバッグシステム、TCS、ABS、LSDなどの安全装備も充実させた。

モデルチェンジ時の価格:195万~224万9000円(消費税含まず。消費税導入は1991年から)。スターティングプライスが先代と比べて大幅に上昇しているのが贅沢だ。

ホンダ・プレリュード5代目ホンダ・プレリュード5代目

●5代目
1996年11月7日発表・8日発売

5代目は、走行性能とデザインとを高い次元で合わせ持つことをめざし、ホンダの最先端テクノロジーを結集したスペシャルティクーペを意図した。「独自のポジションを築く、洗練された大人の感性を魅了するクーペ」が開発企画だった。

トランスミッションは、マニュアルシフト感覚の新オートマチックトランスミッション「Sマチック」(シーケンシャル・スポーツシフト)を採用、ABSは剛性感あるブレーキフィーリングと旋回制動性能を向上させた。いっぽうで高熱線吸収UVカットガラス&新型エアコンディショナーなど、爽快な走りと快適性の両立を謳っていた。

「タイプS」には、エンジンは、自然吸気でリッター当たり100馬力の高出力を達成した220PS・2.2L・DOHC VTECエンジンを搭載、左右への適切な駆動力配分により旋回性能を向上するATTS(アクティブ・トルク・トランスファー・システム)、旋回時に安定したブレーキ性能を実現するアクティブ・コントロールABSなどを採用、「インテリジェントスポーツ」を具現化した。

モデルチェンジ時の価格:168万3000~273万5000円(消費税含まず)。スターティングプライスが先代と比べて下がった、バブル崩壊後の商品企画だ。

アンケート回答
https://questant.jp/q/3O0T7I3L
締め切りは3月31日23時59分。

《高木啓》

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