遊びも仕事も全部おまかせ! 新型キャラバン「プロスタイル」をMTBライダーが使いこなす

PR
遊びも仕事も全部おまかせ!新型キャラバン「プロスタイル」をMTBライダーが使いこなす
  • 遊びも仕事も全部おまかせ!新型キャラバン「プロスタイル」をMTBライダーが使いこなす
  • 日産キャラバン「プロスタイル」
  • 日産キャラバン「プロスタイル」
  • スペシャライズド アンバサダー 金子匠さん
  • 広い荷室と運転のしやすさは、きっといい相棒になってくれるに違いないだろう
  • 日産キャラバン「プロスタイル」
  • 足元も広く設計されており、快適なシートの座り心地でロングドライブもこなせる
  • 日産キャラバン「プロスタイル」

「キャラバン」といえば「ハイエース」とともに国内商用バンの代名詞的存在。ハイエースよりも広い荷室をもちリアシートを分割できるのはキャラバンの特長で、根強いファンが多くいる1台だ。

洗練されたデザインで新登場した新型キャラバン

日産キャラバン「プロスタイル」日産キャラバン「プロスタイル」

キャラバンは昨年10月にモデルチェンジされ、「NV350キャラバン」という名称から「キャラバン」に変更された。新しいデザインは“スタイリッシュ”といったユーザーの声も多い。また、この2月には新型のディーゼルエンジンモデルの追加が発表された。新しいエンジンは4N16となり、最大トルク370Nm/2000rpmは、クラストップであったNV350キャラバンよりも力強くなっている。

ルーフスポイラーがリアビューのアクセントになる(オプション装備)ルーフスポイラーがリアビューのアクセントになる(オプション装備)

車両タイプもバン、ワゴン、マイクロバス、福祉車両、車中泊仕様車、さらに働くクルマとして保冷バンなどの商用特装車とバリエーションも豊富だ。業務利用でもインテリアにこだわりたい人向けには「プレミアムGX」,「GRAND プレミアムGX」といった上級グレードも用意される。オーテックジャパンが手掛ける「プロスタイル」は「プレミアムGX」,「GRAND プレミアムGX」をベースに専用アルミホイール、専用防水シート、ルーフスポイラー(オプション)などを装備したモデルだ。

「プロスタイル」の実力を現役MTBライダーが徹底評価

日産キャラバン「プロスタイル」日産キャラバン「プロスタイル」

キャラバンは実用性に加えて、耐久性や居住性も高いのでカスタムカーとしてのポテンシャルは言うまでもないだろう。日産は、2022年の東京オートサロンで「マウンテンベースコンセプト」,「マイルームコンセプト」といったキャラバンベースの個性的なカスタムカーを制作し、様々な提案を行っている。

そこでオーテックジャパンのキャラバン「プロスタイル」(GRAND プレミアムGX)を現役のMTBライダーに試乗してもらい、リアルな使い勝手を試してもらった。

スペシャライズド アンバサダー 金子匠さんスペシャライズド アンバサダー 金子匠さん

テスターは主にMTBダウンヒル競技で活躍する金子匠さんと、トップレーサーからホビーサイクリストまでをサポートするスペシャライズド・ジャパンの板垣響さんの2人だ。金子さんはスペシャライズドのアンバサダーも務めている。また、本業は大工さんという金子さんは業務でもこの手の車両を使っていることからキャラバンのレビューに興味津々な様子だ。

ちなみに、金子さんは普段はフォルクスワーゲン『ゴルフ』を愛車としており、通常の競技遠征にはこの車を使っている。後席とリアカーゴにマウンテンバイク、工具、予備パーツやテント、ウェアやヘルメットなどすべて積み込んでいるという。チームのバンに相乗りすることもあるそうだが、愛車遠征との違いなども感じてくれそうだ。

MTBライダーはクルマ好きが多い?!

日産キャラバン「プロスタイル」日産キャラバン「プロスタイル」

「バイク(自転車)乗りはじつはメカ好き、クルマ好きが多いのです。前後にサスペンションを搭載したモデルだと、リアフレーム部分にリンケージを設けています。このリンケージ設計によって走りが大きく変わるんです。前後サスペンションはダンパーを搭載し、減衰を細かく調節することが可能です。しかも、前後のディスクブレーキは油圧式で4ポッドキャリパーがついているんです。(金子さん)」

スペックやメカニズム、楽しみ方に自動車と共通する部分があることを強調する。まずはキャラバン「プロスタイル」の運転席のフィーリングを聞いてみた。

足元も広く設計されており、快適なシートの座り心地でロングドライブもこなせる足元も広く設計されており、快適なシートの座り心地でロングドライブもこなせる

「足元が広くて、ドア形状のせいか乗り降りが楽です。乗用車タイプのD型ステアリングもスタイリッシュかつ膝元に余裕があっていいですね。あと、シートの座り心地がよくて驚きました!これなら長距離移動も疲れ知らずでいけちゃいそうです。(金子さん)」

という金子さんの言葉どおり、今回のマイナーチェンジでドライブ中の疲労を軽減する「スパイナルサポート機能付きシート」が新採用された。 “無重力空間”を意識して設計された開発陣イチオシのシートというだけに、実際に座って体感してみてほしい。

インテリジェント ルームミラーインテリジェント ルームミラー

また、レビュー車両の「プロスタイル」には「インテリジェント ルームミラー」が標準装備されていて、「想像していたよりも見やすく、機能の切替もできるのが便利ですね!(金子さん)」とのこと。

インテリジェントルームミラーはリアルミラーより広角で荷物や乗員が視界を妨げることがない。夜間、後続車のヘッドライトが眩しいということもなく、雨天でも見やすいという利点がある。MTBのトランスポーターとして使う場合、荷室が満載状態でも後方確認ができるのは、安全運転にもつながるだろう。

これならバイク4台積んでチームで遠征できそう!

MTB車両2台とヘルメット・靴などを積んでも、まだまだ荷物を積み込めそうだMTB車両2台とヘルメット・靴などを積んでも、まだまだ荷物を積み込めそうだ

続いて荷室もチェックしてみよう。実際のMTB車両2台と、遠征時に持っていく荷物の一部を実際に積み込んでもらった。バイクのトランスポーターの場合、最大のポイントはバイクをどう積むか、そしてどう固定するかにあるという。

「普段は乗用車に積んでいるので前輪を外していますが、このキャラバンは2台なら余裕でそのまま積めますね。2台でこの収まりなら、前輪を外せばおそらく4台は積めそうです。2列目シートを畳んでいますが、スペースはあるので4名が自分のバイクと荷物を全部積んで1台で遠征できそうです。(金子さん)」

今回はスタンドを荷室に積んでそのまま2台のバイクを載せた。2台のハンドルが干渉しないくらいの間隔も十分にとれ、空いているスペースにはイージーアップテントなど長尺物や、バッグとヘルメットなども余裕で収まった。

フルフラットにした場合は、広々とした荷室を確保することができるフルフラットにした場合は、広々とした荷室を確保することができる

「普段は荷物でバイクが動かないくらい積み込むので、キャラバンなら隙間にまだ荷物が入りそうですね!(金子さん)」

キャラバンの荷室は幅1520ミリ、高さ1325ミリ(標準ルーフ)、荷室長3050ミリ。10尺を超える脚立やパイプも室内に積める。開口部でも1370ミリ×1275ミリと広い。広いだけではなく、フロアや壁面の突起物が最小限であり使い勝手がよく、ほぼスクエアな荷室はデッドスペースができにくいのもメリット。

プロスタイル標準装備となる防水シートプロスタイル標準装備となる防水シート

「あと、防水仕様のシートとラゲッジマット(オプション装備)がいいですね!ライド後のバイクを洗う時間がないときや、自分が汚れたまま乗るときも、これなら気にせず済みそうです。(板垣さん)」とのこと。

ライダーならではの“泥汚れ”という心配もさることながら、アウトドアユースを見据えた上でも「プロスタイル」独自の防水仕様はとても利便性が高いといえるだろう。

応用無限大のユーティリティナットで、利便性を拡張してくれるのもポイント

ユーティリティナットを使用して、バイクの固定もバッチリユーティリティナットを使用して、バイクの固定もバッチリ

特に2人が評価していたのは、荷室内に合計32か所に設けられたユーティリティナットだ。

「これは便利! 荷室の物の固定にはロープやテンションベルト、ゴムバンドなど便利なのですが、車の中は意外とひっかけるところがないんです。ルーフと中央、フロアの両サイドに対になってボルト穴があって、自由に使えるのはすごく嬉しいです。(板垣さん)」

ユーティリティナットは、補強とともにボディ内側のパネルに開けられたM6規格のネジ穴。ルーフ部に片側各4か所、サイドウィンドの下側とフロア近くに片側各4か所、対向する位置に開けられている。

荷室内に合計32か所に設けられているので、自分次第で多用途に使用することができる荷室内に合計32か所に設けられているので、自分次第で多用途に使用することができる

M6規格のアクセサリーを装着すれば、アンカー、フック、アイボルト、レール、ポール、棚受けなどアイデア 次第で自分だけの使いやすい空間をつくることができる。高さと位置が揃っているので、左右にバーを取り付けて棚板をのせるだけでも、簡単なストックスペースになるだろう。

今回はベルトを固定する金具を4か所設置して、2台のバイクを固定した。バイクの後輪をラチェット式ベルト、前輪側を2本のゴムロープで固定したが、長距離移動も問題なくこなせるレベルできっちりと固定が完了した。

アウトドアユースやトランスポーターからビジネスまで、自分次第で用途は無限大

広い荷室と運転のしやすさは、きっといい相棒になってくれるに違いないだろう広い荷室と運転のしやすさは、きっといい相棒になってくれるに違いないだろう

金子さんと板垣さんには、自分のバイクをそれぞれ固定したり荷物を積んだり、実際の遠征さながらに作業してもらった。キャラバンの広くてシンプルな荷室、大きな開口部のバックドアと両側スライドドアによって、かなりスムースに作業が進んだ。固定や配置に悩んだり、荷物の入れ方で迷うこともなかった。

2列目シートは分割収納が可能で、遠征人数に応じた積み方、スペース確保も難しくない。今回は試していないが、実際には片側をバイクスペースとして反対側には棚や机を設置して、より利便性の高い積み方もできるだろう。

日産キャラバン「プロスタイル」日産キャラバン「プロスタイル」

トランスポーターやキャンピングカー、さらにはビジネスユースまで、キャラバンの利便性をより豊かにしてくれる「プロスタイル」。そして「プロスタイル」ならではの防水シートや、専用デザインのスタイルでちょっとした差別化ができるのもオーナーの特権だ。単なる商用バンを超えた、魅力の詰まった1台ではないだろうか。

遊びも仕事もおまかせ!日産キャラバン「プロスタイル」の詳細はこちら

《機材・出演協力:スペシャライズド・ジャパン、取材協力:フォレストバイク》

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集