トヨタ C-HRやヤリスなど、衝突回避支援システムに不具合…4万3000台に改善対策

トヨタ C-HR(2019年)
  • トヨタ C-HR(2019年)
  • 改善箇所
  • 対象車種

トヨタ自動車は2月24日、『C-HR』など4車種の衝突回避支援システムに不具合があるとして、国土交通省へ改善対策を届け出た。

対象となるのは『C-HR』、『ヤリス』、『ヤリスクロス』、『GRヤリス』の4車種で、2019年12月11日から2021年8月2日に製造した4万3078台。

対象車両は、ミリ波レーダセンサのプログラムが不適切なため、センサの初期設定に時間が掛かり、正常に完了せず未完了状態を検出できていないものがある。そのため、前方車両を確認できず、衝突回避支援システムが作動しないおそれがある。

改善対策として全車両、ミリ波レーダセンサの初期設定の状態を点検し、未完了の場合はミリ波レーダセンサの初期設定を行う。

不具合は4件発生、事故は起きていない。市場からの情報により改善対策を届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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