強靱なフレーム、新型 アトレー ベースの軽キャンパー…ジャパンキャンピングカーショー2022

強靱なフレーム、新型 アトレー ベースの軽キャンパー…ジャパンキャンピングカーショー2022
  • 強靱なフレーム、新型 アトレー ベースの軽キャンパー…ジャパンキャンピングカーショー2022
  • 展示車はアルミホイールを装着したモデル。
  • 床面とシート面の間に長物も入れられる。
  • 電灯はLEDで夜でも明るい室内空間を演出する。
  • 対面でのシートアレンジが可能になっている。
  • 薄型のソーラーパネルを取り付け可能。
  • 電源系スイッチが集中しており使い勝手が良い。
  • ほぼフル装備といった多くのオプションを選択したモデルながら400万円を切る価格設定。

2月13日まで幕張メッセ国際展示場で開催されている『ジャパンキャンピングカーショー2022』。メティオのブースでは、新型ダイハツアトレーRS 4WD』をベースにした軽キャンパー『ラクネル・バンツアー・アトレーver.』を展示。

◆強靱なアルミフレームをベースに家具類を装着

本モデルは、デフロック付き4WDやCVTの採用で走りのよさが向上した新型アトレーを採用し、車体に穴を開けずに、アルミのフレームをベースに家具類を架装していく独自手法で製作されているのが特徴。アルミフレームを組み入れるため、綿密な採寸が必要となり手間のかかる工法だが、メティオのこだわりの詰まったモデルに仕上がっている。

フレームが強靱なため、大人2~3名が対面してくつろげるシートアレンジが出来たり、ベッドモードにした際でも、ベッド下スペースにスノーボードやフィッシングロッドなどの長物を、安全にしまうことが出来たりなど機能面でも利点が多い。天井やフロアには断熱加工が施され、快適面でもぬかりがない。外部充電システムや200Wのソーラーパネル、1500Wのインバーター、冷蔵庫にサブTVなどもオプション装備すれば、快適なテレワーク部屋としても活用できそうだ

展示エリアで説明担当者に同モデルについて聞いてみたところ、ダイハツからの納車が4カ月待ちといった状況で、そこから架装に取りかかるとどうしても納車が半年後くらいになってしまうとのこと。新型アトレーになり、荷室部分がスズキの『エブリイ』と似た形になり、形状がより箱形になったといった印象を受けたそうだ。軽キャンパーの需要はもちろん多くなっているが、メーカーの出荷台数に影響されるところもあり、一気に増えるということはないと考えている。受注は一定数あるが、なかなか納車にこぎ着けられないといったジレンマがあると語っていた。

《関口敬文》

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