トヨタ自動車は1月26日、『ハリアー』のリアウインカーが作動しなくなるおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2020年9月17日~2021年5月28日に製造された7万0046台。
対象車両は、リアウインカーのLEDソケット内にある回路基板の耐水性が不十分なため、雨水等がソケットに滴下して基板に結露が発生することがある。そのため、結露した状態での通電と乾燥を繰返すと、基板上に短絡回路が形成され、最悪の場合、リアウインカーが作動しなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、リアウインカーのLEDソケットを対策品に交換するとともに、一部車両に対しては、ソケットの組付けを可能にするハウジングに交換する。
不具合は128件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。