フォルクスワーゲン(Volkswagen)乗用車ブランドは1月24日、2021年の欧州のCO2排出量目標を達成した、と発表した。EVなどの電動車の新車販売が伸びたため、としている。
フォルクスワーゲン乗用車ブランドが、2021年に欧州で販売した新車の1台あたりの平均CO2排出量は113g/km。欧州連合が同ブランドに求めている法定CO2排出量目標の119g/kmを下回った。
目標を達成した要因は、EVなどの電動車の新車販売が好調だったため。2021年の電動車(EVやプラグインハイブリッド車)の世界販売台数は約36万9000台。前年実績に対して、73%増と伸びた。全販売台数の約36万9000台のうち、EVは約26万3000台。前年実績に対して、97%増を達成している。プラグインハイブリッド車(PHV)は約10万6000台。前年実績に対して、33%増と好調だった。
欧州では、とくにドイツ本国でEVの出荷台数が大幅に増加した。また、ドイツで2021年に販売されたフォルクスワーゲン車の4台に1台がPHVだった、としている。