三菱ふそう、コロナ禍のタジキスタンへ『キャンター』医療回診車10台を出荷

国際支援施策の一環として、タジキスタンに小型トラック「キャンター」を出荷
  • 国際支援施策の一環として、タジキスタンに小型トラック「キャンター」を出荷
  • 今回納車する「キャンター」10台は、4輪駆動のダブルキャブモデルで、基本的な医療機器を搭載できる専用のバンボディを装備
  • 回診車及び緊急医療ケアを提供する一次診療所として、タジキスタン国内の様々な地域で用いられる予定の小型トラック「キャンター」

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、日本政府のODA(政府開発援助)における国際支援施策の一環として、タジキスタンに小型トラック『キャンター』の医療回診車を10台出荷する。

今回納車するキャンター10台は、4輪駆動のダブルキャブモデルで、基本的な医療機器を搭載できる専用のバンボディを装備。回診車および緊急医療ケアを提供する一次診療所として、タジキスタン国内の様々な地域で用いられる予定だ。また、バンの後部には、ストレッチャーに乗った患者の移動を支えるスロープを装備。パワフルな4輪駆動とキャンターの頑丈な構造で、都市部から遠隔地までの多様な環境下での運用を可能にする。

新型コロナウイルスの蔓延によりタジキスタンの医療システムが逼迫している中、キャンターの運用は救急医療支援の強化に貢献することが期待される。

日本政府のODAプロジェクトは、様々な国を対象とした贈与や貸付等、物資・技術提供、人材育成などに寄与している。MFTBCはこれまでにも、ブルキナ・ファソ、ルワンダ、トンガなどに車両を提供し、ODA施策に携わってきた。MFTBCは今後も、世界170以上の市場で活動するアジア最大級の商用車メーカーとして、社会や地域の発展に尽力していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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