F1のピットストップ世界記録1.82秒にチャレンジ! レーシングカーで公道を走る Red Bull Race Day 12月19日

Wings for Students Red Bull Motorsports Gathering
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「モータースポーツの力で東京、そして日本に轟音とエナジーを」そんなキャッチコピーで開催される冬の一大イベントが、12月19日に明治神宮外苑 特設コースで開催される「Red Bull Race Day」。

この開催を前に、プレイベント「Wings for Students Red Bull Motorsports Gathering」が都内で行われ、この「Red Bull Race Day」に出場する笹原右京・大湯都史樹(SUPER GT「TEAM Red Bull MUGEN」)、大津弘樹(Super Formula「Red Bull MUGEN TEAM Goh」)のトークショーに登場した。

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トークショー前には“Wings for Students”となる自動車部の学生を中心に、東京六大学自動車部(東京大学、早稲田大学、慶応大学、法政大学、立教大学、東洋大学)の学生約20人が参加。F1のピット作業を疑似体験しながらピットタイムを競う大学対抗「Red Bull Pit Stop Challenge」に挑んだ。

ピットストップ世界記録は「Red Bull Racing Honda」チームがもつ1.82秒、その世界記録を目指して学生たちがタイヤ交換作業を実施。各チーム初めてのF1マシンのタイヤ交換という作業に苦しみながら、2回あるチャンスを活かしてタイムアップするチームも。最終的には、学生服で挑んだ慶応大学が“8.65秒”という記録で見事に優勝を収めた。

◆轟音と迫力ある走りを観てほしい

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12月19日に明治神宮外苑 特設コースで開催される「Red Bull Race Day」について、笹原右京・大湯都史樹・大津弘樹がこう意気込んだ。

笹原:都心の公道をあのSuper GT マシンの NSX で走るっていうのは、楽しみ。レーシングカーが公道を走るっていうのは、なかなかない。こんなイベントができるのは、レッドブルの協力がなければできない。ぜひ生で、轟音と迫力ある走りを観てほしい。期待に応えられるような走りを見せたい。

大湯:冷え切った街路の路面で、レース用のタイヤで走るのはどうなるんだろう…(苦笑)

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大津:実際はGTカーのほうがタイヤが温まるのが遅い。タイヤが硬いから。もちろん、ぼくも怖い。2車線の外側で見るというのは怖い。どんなセットアップにするか。レインタイヤがあればいいけど。グリップ感があるほうがいい。GTカーと違ってタイヤも見えちゃうのも気になる。

また、学生からレース前のなどのメンタルトレーニングはどうしてる? といった質問に、ドライバーたちはこうこう答えた。

大津:ぼくはメンタル面の向上のためにも、初めてボクシングを採り入れた。ボクシングは、気持ち的にレースに近いところがある。熱くなりながらも冷静にならないと、闘争心とクールな心の両方がバランス取れる。以前に「そこで行かなくていい」ってところで攻めちゃってクルマをクラッシュさせたことがあったから…。

大湯:自動車部のみんなは、クルマに乗ってる姿勢や、乗り方を意識したほうが、いい結果が出るかもしれない。ちなみにぼくはクルマが大好きなんで、自分のホンダ『S2000』にはめちゃめちゃお金駆けてて、すごいんですよ。車体価格含めていくと新車価格の10倍くらいになる。ぼくも借金しすぎてる(笑)

また、「プレッシャーをはねのけるルーティンは?」という学生からの質問には、3人がこう答え、学生たちの背中を押した。

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大湯:走り出すプレッシャーはなくなっちゃう。我が道を行っちゃう。走るのが楽しくなっちゃうから。そりゃ緊張もあるけど、いったん忘れて走ることを純粋に楽しめるかどうかが大事。エンジンかかったらバチっとスイッチかかってなにも気にしないようにする。ステアリングをにぎったら「自分はこのクルマで楽しく走る」とウキウキした気持ちでいたい。

大津:ぼくも走り出したら忘れちゃう。ポイントポイントを楽しんで、結果ぶつかってもしょうがない。それまでの過程をなにも考えずにプッシュできるかがカギ。

大湯:そこで、レースを楽しめるようになるには、やっぱり練習。クルマを自由自在に操れる、自然な気持ちで操れるようになるまで練習すること。

笠原:ぼくは緊張はする。でも自分がひとつひとつやってきた準備を振り返って、自信にしていく。レースはその当日の刻々と変わる環境にあわせて走ることが大事。チームスポーツである以上、メカニックやエンジニアといっしょにつくっていきながら、小さな不安材料を払拭していくというイメージ。

◆Red Bull Race Day テレビCMに挑んだ笹原右京は…

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悲願の初タイトルを最終戦ファイナルラップで決めたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)と、ルイス・ハミルトン率いる常勝軍団 メルセデスの2021年シーズン決戦についても語られた。

笹原:あれだけメルセデスが強いなか最終戦に同点、まさかのドラマをつくってもらった。レッドブル・ホンダは中盤まであきらめかけていたのに…「こんなことって起きるんだ」って思うほど衝撃の展開。いかにチーム、メカニック、スポンサーも含めて、応援してくれる人、ファンの力がなければこんな勝利はできない。みんながチャンピオン獲得をめざし、あきらめない気持ちが実ったんじゃないか。

大湯:レッドブル・ホンダの執念というか、彼らの思いが勝ち取ったものだと思う。ホンダを中心とするみんな強さでラスト一周を勝ち抜けたと思う。

大津:レッドブル・ホンダは、力強いブロックができていた。おさえ込んだという点も劇的勝利につながったんじゃないか。

そして、そんなレッドブルはエキサイティングな挑戦をすることでも有名。笹原右京選手も驚きのチャレンジがあったらしく…

Behind the Scenes of Red Bull Race Day TVCM Shooting

笹原:この24枚イラスト看板ぶちぬき映像は、いかにもレッドブルらしい企画。超簡単な説明で始まったんですよ。意外と怖かった。意外とイラスト看板の縦ポールの幅が狭く感じた。撮影も1発勝負なんでめちゃめちゃ緊張した。

大湯:この映像については、CMがオンエアされた日に知ったんですよ。「えっ?こんなのやったの?おれも誘ってよ!って(笑)。チームメイトとしてはひとこと言ってよ!って。

そんな彼らが出場する「Red Bull Race Day」は、12月19日に明治神宮外苑 特設コースで開催予定。特別有料配信や無料配信もあるから、気になる人は公式サイトをチェックしてみよう!

《レスポンス編集部》

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