普通自動車免許でバイクの爽快感を楽しめる3輪モビリティ《カンナム》の魅力をディーラーインタビュー

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BRP カンナム(Can-Am)
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カナダに拠点を置くレクリエーションビークルメーカーがBRP社だ。水上バイクの「Sea-Doo」やスノーモービルの「Ski-Doo」といったメジャーブランドを展開している中、一風変わったポジションを築いているのが、3輪モーターサイクルの「Can-Am(カンナム)」である。2輪でも4輪でもないそのスタイルは2007年に発表され、まったく新しいカタチのモビリティとして日本でもシェアを拡大。唯一無二の個性によって、着々と存在感を高めている。

BRP カンナム(Can-Am)BRP カンナム(Can-Am)

現在、カンナムのラインナップには「ライカー」、「スパイダーF3」、「スパイダーRT」という3モデルがあり、エンジンや装備の違いによって全7グレードが用意されている。いずれもフロントに2輪、リヤに1輪を備え、同じ3輪でもサイドカーとは根本的に成り立ちが異なる。というのも、サイドカーの主体はあくまでもバイクゆえ、「2輪+1輪=3輪」という考えに基づいた設計を持つが、カンナムのそれは独自の走行性能や安全性能を追求して1から設計されたものであり、どちらかと言えば4輪に近い乗り物である。事実、普通2輪免許を必要とするサイドカーに対し、カンナムは普通自動車免許で運転することができる他、日本に導入されているモデルはクラッチ機構を持たないため、AT(オートマチック)限定免許でも乗れる気軽さが大きなメリットだ。

そんなカンナムの代表的なQ&Aを下記にまとめたのでまずは紹介しよう。

カンナムの気になる疑問を解消!Q&A

Q:免許区分はどうなりますか?
A:免許区分は普通自動車になります。ただし、登録は「側車付自動2輪(サイドカー)」扱いのため、高速道路等は軽自動車・2輪車料金での通行が可能です。

Q:普通自動2輪、または大型自動2輪免許でも運転できますか?
A:運転可能な免許区分が普通自動車のため、2輪免許だけでは運転できません。

Q:車検はありますか?
A:車検は小型2輪車(250cc超)と同じ扱いで、初年度は3年。それ以降は2年毎の継続車検が必要になります。

BRP カンナム(Can-Am)BRP カンナム(Can-Am)

Q:保険制度はどうなりますか?
A:自賠責保険は小型2輪車と同じ扱いになり、任意保険も2輪用のものに加入できます。

Q:駐車場はどうすればいいですか?
A:車庫証明は必要ありません。ただし、その車幅が収まるスペースを確保しておかなければいけません。また、前輪が左右に広がり、後輪が中央に配置される構造上、公共の駐車場や立体式駐車場等ではそれぞれ対応が異なるケースがあります。

カンナムの魅力とオーナーたちのライフスタイルを販売ディーラーにインタビュー

さて、ではその魅力がどんなところにあり、ユーザーはどんな風に楽しんでいるのか? 実際にカンナムを取り扱うディーラー、リリカ(東京・神奈川)の代表を務める青柳哲也さんとサッシュ(京都)の店長を務める久我日々樹さんに話を聞いてみた。

――実車をショップで見たり、試乗したりすることはできますか?
リリカ青柳:レンタル車両を含めると常時6~7台はご用意していますから、お気軽にお越しください。とはいえ、周囲を少し走る程度では特性が掴めず違和感が残るかもしれません。そこで私どもとしては1時間以上のご試乗をお勧めしています。

サッシュ久我:弊社でも8台ほどのご用意があります。「クセが強そう」という印象を持たれがちですが、実際にご試乗頂くと「予想以上によく走る」、「簡単に乗れる」、「安定している」という評価を頂戴しています。オーナーになって頂いた方の周囲では、新鮮さと楽しさがどんどん口コミで広まっているところです。

BRP カンナム(Can-Am)BRP カンナム(Can-Am)

――どのような方々がカンナムに興味をお持ちなのでしょうか?
サッシュ久我:例えば、大型のツアラーやクルーザーに乗りたいけれどバイク免許は普通自動2輪までしか持っておらず、だからといって大型自動2輪免許を取りに行く時間がない方、長年ビッグバイクを楽しんできたものの、ある程度の年齢になってクラッチ操作や足着きに対する負担が大きくなってきた方が多いです。普通免許で乗れ、体力をそれほど要さず、立ちゴケや転倒のリスクがほとんど無きに等しい敷居の低さが選択理由のひとつになっています。

――モデル選びのヒントがあれば教えてください。
リリカ青柳:日常的にお乗りになる方や1回の走行距離が300kmを超えない方は軽快なライカーシリーズ。ロングツーリングが多い方やラグジュアリーさを重視される方はスパイダーシリーズというのが、ひとつの基準になるかと思います。エンジンの余裕がかなり違いますし、快適装備に関してはスパイダーシリーズの中でもF3よりRT、RTの中でもリミテッドよりSEA TO SKYとグレードによって少しずつ差があるため、ご予算や遊び方、求める性能に応じて最適なモデルをご案内しています。

サッシュ久我:バイクと比較すると、距離は2倍走れるのに疲労は2分の1に抑えられるところがスパイダーシリーズの魅力でしょう。グリップヒーターやシートヒーター、クルーズコントロールの他、トラクションコントロール、エンジンモード、ABS、パワーステアリング、電動式ウインドシールド、オーディオ、バックギア、荷室スペース……といった多種多様な快適装備にご満足頂けるはずです。

スパイダーシリーズにはタンデムシートを標準装備スパイダーシリーズにはタンデムシートを標準装備

これまでにない刺激を受け、ライフスタイルががらりと変わるカンナムの魅力

――ユーザーの皆様はどのような時間を過ごされていますか?
リリカ青柳:多くがライダー感覚で楽しまれているようです。クルマの場合、ユーザー同士がディーラーに集ったり、そこでおしゃべりしながら長時間過ごすことはあまりないと思いますが、存在がバイクに近いカンナムだとそれが日常的です。その場所が郊外のバイカーズカフェに変わったり、逆に山の中でのキャンプだったりと、いずれにしてもライフスタイルがガラリと変わったお客様がたくさんいらっしゃいます。ありとあらゆる経験をしてきた方がカンナムと出会い、これまでにない刺激を感じて頂けているようです。

サッシュ久我:社会に出て、ある程度の年齢に達すると友達や仲間と呼べる関係性ってなかなか築きにくいと思うんです。そんな中、カンナムという共通の趣味がお客様同士のコミュニケーションを深め、時間や空間を共有されている雰囲気がとてもいいですね。最初のきっかけはネットやSNSだとしても、それがやがてリアルな交流に発展し、イベントの規模や参加人数がどんどん拡大。奥様やパートナーとタンデムを楽しむようになったお客様が多いのも嬉しいですね。バイクでは不安だった方にとって、カンナムの安定性や快適性はウケがいいようです。

BRP カンナム(Can-Am)BRP カンナム(Can-Am)

リリカ青柳:ディーラーに足を運んで頂いたり、イベントに参加されるのはかなり能動的な人と言えます。これからは、その手前の段階にいらっしゃる方の後押しもできるような試乗会や、オーナーになられた方が安心して公道に出られるための講習会等も積極的に開催していくつもりです。また、下半身にハンディキャップを抱えた方が運転できるオリジナルパーツも開発していますから、ぜひお問い合わせください。

普通免許でオープンロードを楽しめるカンナム!今なら各種キャンペーンを実施中

バイクならではの爽快感を感じたくとも免許がない、あるいは体格や転倒のリスクを考えて二の足を踏んでいる人はきっと多いに違いない。その憧れをあきらめずに済むモビリティがカンナムであり、満足度と安全性と刺激が最も高い次元でバランスしているのがスパイダーシリーズだ。現在、下記3つのキャンペーンも実施中のため、積極的に活用してみてはいかがだろう。

WISH FOR CAN-AM! クリスマスキャンペーンWISH FOR CAN-AM! クリスマスキャンペーン


●WISH FOR CAN-AM! クリスマスキャンペーン
期間:2021年12月3日(金)~12月25日(土)
内容:期間中、正規販売店へ来場するとオリジナルアイテムがもらえる他、見積りや試乗で豪華クリスマスギフトが抽選で当たる。

WISH FOR CAN-AM! クリスマスキャンペーン


●CAN-AM セーフティライドキャンペーン
期間:2021年10月16日(土)~12月31日(金)
内容:正規販売店にて、「ライカー」または「スパイダー」の新車を成約すると、もれなくミツバサンコーワのドライブレコーダーを装着してもらえる。

CAN-AM セーフティーライド キャンペーン


●CAN-AM LIFEサポートキャンペーン
期間:2021年3月2日(火)~2022年1月31日(月)
内容:正規販売店を通して信販会社の受付を完了すると、0.9%低金利ローン(最大60回払い)と最大6ヶ月の支払いスキップの併用が可能となる。対象モデルはCAN-AMの新車全モデルだ。

CAN-AM LIFE サポートキャンペーン



《伊丹孝裕》

モーターサイクルジャーナリスト 伊丹孝裕

モーターサイクルジャーナリスト 1971年京都生まれ。1998年にネコ・パブリッシングへ入社。2005年、同社発刊の2輪専門誌『クラブマン』の編集長に就任し、2007年に退社。以後、フリーランスのライターとして、2輪と4輪媒体を中心に執筆を行っている。レーシングライダーとしても活動し、これまでマン島TTやパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム、鈴鹿8時間耐久ロードレースといった国内外のレースに参戦。サーキット走行会や試乗会ではインストラクターも務めている。

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