カーメイト社長、「現在、市場にある最高のモデル」…360度ドライブレコーダー新モデル発売

カーメイトの徳田勝社長と新製品の360度ドライブレコーダー「DC4000R」
  • カーメイトの徳田勝社長と新製品の360度ドライブレコーダー「DC4000R」
  • ダクション360D(DC4000R)
  • ダクション360D(DC4000R)
  • ダクション360D(DC4000R)
  • ダクション360D(DC4000R)
  • ダクション360D(DC4000R)
  • ダクション360D(DC4000R)
  • ダクション360D(DC4000R)

カーメイトは11月26日、オンラインでの新製品発表会を行い、360度ドライブレコーダー『d'Action 360(ダクション360)』シリーズの新モデル「ダクション360D(DC4000R)」を発売したと発表した。

「新製品のDC4000Rは、これまでのDC3000、5000でお客さまの要望の多かった機能をすべて盛り込み、また、ダクションとして大事にしていた機能を一部そぎ取り、現在、市場にあるドライブレコーダーとして、最高のモデルだといえる」と冒頭挨拶に立った徳田勝社長は自信満々に述べた。

DC4000Rは同社がウリにしている360度カメラに加え、リアカメラ、フロントカメラを新たに盛り込んだ。しかも、3つのカメラを搭載した業界初の新構造によって、クルマの周囲はもちろんのこと、車内や前方、後方がこれまで以上にクリアに記録できるようになった。

例えば、360度カメラで側方も車内も切れ間なく記録でき、赤外線LEDで夜間の車内の認識性も向上。フロントカメラは画角を狭めて前方認識性を高めことと、低照度ノイズ表現にオンセミCMOSイメージセンサーの採用により、白とび黒つぶれを防ぎ映像全体の認識性を高めた。さらにF値1.5の明るいレンズにより暗所での録画性能も向上させた。リアカメラがソニー製のSTARVISを採用し、夜間でも明るく高画質で記録できるようにした。

また、「駐車監視オプション(DC203)」との接続により、駐車中360度監視し、買い物中のドアパンチや当て逃げ、車上荒らしなど側面・車内も記録できる。3カメラでは最大12時間、360度カメラ単体では最大48時間の監視が可能とのことだ。

「スマホに不慣れな方でもお使いいただけるように、背面には大型の液晶モニターを配置した。一方、割愛した機能としては、アクション機能とWi-Fiによるスマホ連動機能で、これにより価格の上昇を最小限に抑えることができた」と徳田社長は説明する。

価格はオープンプライスだが、32GBのマイクロSDカードなどの付属品がセットになって、5万6800円前後になるそうだ。同社では、この新製品を含めてダクション360シリーズで年間15万台を目標に掲げる。

ただ、半導体不足は深刻なようで、「半年分については大丈夫だが、その先は非常に厳しくなりそうだ。しかし、そういう状況でも年間の販売目標はなんとかクリアしたい」と徳田社長は話していた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集