有明海や大村湾の水面に映える新観光列車…『ふたつ星4047』のエクステリア

沿線の有明海や大村湾の水面に映えるパールメタリックを基調に金色のロゴとラインを配した『ふたつ星4047』のエクステリアデザイン。
  • 沿線の有明海や大村湾の水面に映えるパールメタリックを基調に金色のロゴとラインを配した『ふたつ星4047』のエクステリアデザイン。
  • フリースペースとなる2号車「ビュッフェ・ラウンジ車」のインテリアイメージ。
  • 『ふたつ星4047』のロゴタイプとロゴマーク。ロゴマークは佐賀、長崎という九州観光のスターが『ふたつ星』として並び立つことをイメージしたという。
  • 『ふたつ星4047』のレイアウト。編成定員は80人程度を予定している。
  • 西九州を午前と午後で1周する『ふたつ星4047』の運行ルート。西九州新幹線が山側を走るのに対して、『ふたつ星4047』は海側を走る。
  • 令和2年7月豪雨以前は鹿児島中央~吉松間で運行されていた『はやとの風』。九州新幹線新八代~鹿児島中央間が開業した2004年3月改正から運行を開始したが、『ふたつ星4047』に予備車を供与するため、2021年度中に姿を消す。

JR九州は11月26日、2022年秋に予定されている西九州新幹線武雄温泉~長崎間の開業に合わせて運行される観光列車『ふたつ星4047』(ふたつぼし よんまるよんなな)のエクステリアを発表した。

同車は、キハ47、140、147形を改造した3両編成で、2号車はフリースペースや販売カウンターを備える「ビュッフェ・ラウンジ車」となる。

運行ルートは西九州地域を1周する形で、午前運行の往路は武雄温泉→肥前山口(運行時は「江北」に改称予定)→諫早→長崎間(長崎本線経由)、午後運行の復路は長崎→諫早→新大村→早岐→武雄温泉間(大村線経由)となる。沿線には有明海や大村湾の景色が広がることから、コンセプトを「西九州の海めぐり列車」としている。

土休日を中心に全車指定席の特急として運行され、所要時間は片道3時間程度を予定している。

なお、『ふたつ星4047』の車両は、肥薩線の観光列車だった『はやとの風』『いさぶろう・しんぺい』の予備車両を改造して充当されることから、『はやとの風』は2021年度中に運行を終了する。

フリースペースとなる2号車「ビュッフェ・ラウンジ車」のインテリアイメージ。フリースペースとなる2号車「ビュッフェ・ラウンジ車」のインテリアイメージ。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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