メルセデスベンツ、ステランティスの電池合弁に参画…EV向けバッテリーを欧州最大規模で生産へ

ステランティスは9月24日、トタルエナジーズとのバッテリー製造合弁会社の「Automotive Cells Company(ACC)」に、メルセデスベンツが参画すると発表した。

ACCは2020年、ステランティスとトタルエナジーズが設立した合弁会社だ。フランスやドイツなどの当局が支援して、欧州最大規模の生産能力を持つEV向けバッテリー工場を目指している。

ACCの目的は、高品質と最小のCO2排出量を維持しながら、安全性、パフォーマンス、競争力に重点を置いたEV向けバッテリーセルとモジュールを開発・生産すること。ACCの設立により、欧州がモビリティのエネルギー転換の課題に取り組み、EVの主要コンポーネントの安定した供給を確保していく。

このACCにメルセデスベンツが参画する。メルセデスベンツはACCの株式の3分の1を取得し、ステランティス、トタルエナジーズと対等の株主になる。また、メルセデスベンツは、ACCにバッテリー技術と生産のノウハウを提供する。そして3社は2030年までに、少なくとも120GWhのバッテリー生産能力を目標として、ACCでのバッテリー開発を加速させる。

ダイムラーとメルセデスベンツのオラ・ケレニウスCEOは、「メルセデスベンツは野心的な変革計画を推進しており、今回の投資はCO2ニュートラル実現への戦略的マイルストーン。 ACCと協力して、欧州でバッテリーセルとモジュールを開発し、効率的に生産していく」とコメント。ステランティスのカルロス・タバレスCEOは、「ACCのリーダーシップを加速するという目標を共有する戦略的パートナーとして、メルセデスベンツを歓迎する。今回の発表は、自動車のフロントランナーになる計画の次のステップであり、14のブランドすべてが、顧客の要求を満たすクラス最高のEVソリューションの提供に取り組む」と述べている。

《森脇稔》

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