風力発電の電気で製造…BMW i3 フォーエバー仕様 11月に欧州で発売

発売から8年が経過したi3の特別モデル

専用のデザインと充実した装備が特長

スポーツ版の『i3s』のモーターは最大出力184hp

BMWは2021年11月から、欧州向け『i3』に「ユニーク・フォーエバー・エディション」(Unique Forever Edition)を設定する。9月22日、BMWが発表した。

発売から8年が経過したi3の特別モデル

BMWグループは2011年、サスティナビリティを重視したライフスタイル提案ブランドとして、「BMW i」を立ち上げた。BMW iの市販モデルの第一号車として、2013年9月から生産を開始したのが、EVおよびプラグインハイブリッド車(PHV)の i3だ。

新しいスペシャルエディションとして用意されるユニーク・フォーエバー・エディションは、世界初のプレミアムEVとして設計された i3のユニークなキャラクターを表しているという。i3は電動パワートレインだけでなく、カーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)で作られた軽量のパッセンジャーセルを採用した。

インテリアには、天然素材とリサイクル素材を使用し、持続可能性を追求する。発売から8年が経過した現在でも、i3はゼロエミッションのシティモビリティとして、世界的に認められた象徴的存在、と自負する。

専用のデザインと充実した装備が特長

ユニーク・フォーエバー・エディションは、専用のデザインと充実した装備が特長だ。i3としては初めて、2種類のBMWインディビジュアルペイント仕上げが選択できる。アベンチュリンレッドメタリックのボディカラーは、フローズングレーメタリックのアクセントと組み合わされた。一方、ストームベイメタリックのボディカラーは、フローズンE-コッパーのアクセントと組み合わされている。フロントグリルの内部も、それぞれのアクセントカラーで仕上げられた。

その他の特別な装備には、トランクリッドのトリムストリップとモデルレタリングの省略、リアバンパーの黒いインサートがある。インテリアには、ヴェルナスカのダークトリュフレザーをはじめ、レザー仕上げのインストルメントパネル、ダークマットオークのウッドトリムなどが採用された。レザー製ステアリングホイール、カラムグレーのルーフライニング、アンビエントライトには、専用仕上げが施される。フロントヘッドレストには「Unique Forever」のロゴが刺繍されており、ドアミラーのドアトリムパネルには「One of 2,000」の文字が添えられた。

ユニーク・フォーエバー・エディションは、ドイツ・ライプツィヒのBMW工場で2000台を世界限定生産する。製造には、工場敷地内の風力タービンで発電した電力のみを使用する。持続可能な方法で製造されたフォーエバー・エディションは、350台がドイツ国内向けに販売される予定だ。

スポーツ版の『i3s』のモーターは最大出力184hp

ユニーク・フォーエバー・エディションは、i3とスポーツ版の『i3s』が用意される。i3のモーターは最大出力170hp、最大トルク25.5kgmを発生する。i3では0~100km/h加速7.3秒、最高速150km/h(リミッター作動)の性能を発揮するモーターとなる。

i3sの場合、モーターは、最大出力184hp、最大トルク27.5kgmを発生する。動力性能は、0~100km/h加速6.9秒、最高速150km/h(リミッター作動)となる。

バッテリーに関しては、大容量バッテリーを搭載し、航続を拡大した「120Ah」仕様となる。120Ahでは、バッテリーの大きさは従来通りながら、蓄電容量を従来の「94Ah」の33.2kWhから42.2kWhへ、27%大容量化。これにより、1回の充電での航続(NEDC:新欧州サイクル)はi3sの場合、最大280kmから345kmへ、およそ2割の航続拡大を実現した、としている。

《森脇稔》
【画像】風力発電の電気で製造…BMW i3 フォーエバー仕様 11月に欧州で発売(5枚)

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