「Vorsprung durch Technik」は1971年以来、50年間に渡ってアウディのDNAを定義してきた。この企業理念を維持するために、アウディは持続可能で前向きな企業戦略を作成するための新しいプロセスを進めてきた。その結果、生まれたVorsprung 2030戦略では、内燃エンジン搭載車からEVに変わり、その後、自動運転がさらなる成長の可能性を示すようになると、売上と利益は段階的にソフトウェアとサービスにシフトしていくと想定している。
アウディのマルクス・ドゥスマンCEOは、「Vorsprung durch Technikは、クリーンテクノロジーを使用することによってのみ、CO2排出や地球温暖化などの世界の主要な問題の多くを解決できるため、依然として必要。アアウディは、顧客の自由と個人の移動を保証する企業であり続ける。アウディがゼロエミッションドライブシステムに焦点を合わせているのは、そのためだ」と語っている。《森脇稔》