ベルギーのスパ・フランコルシャンで27日、F1第12戦ベルギーGPが開幕。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がフリー走行2回目の終盤にクラッシュしたが、それまでに出したタイムでメルセデス勢を抑え、初日をトップで終えた。 舞台となるスパ・フランコルシャンは1周約7km、高低差が104mと、他のサーキットには見られない特徴を持ったコースで、鈴鹿サーキットと並んでドライバーたちからはチャレンジングなサーキットとして好評を得ている。特に2コーナーから4コーナーにかけての「オールージュ」は緩やかなS字コーナーだが、高速で約80mを一気に駆け上がる世界一チャレンジングなコーナーと言われている。 初日のフリー走行1回目はバルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイム。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がメルセデスの2人に割り込み2番手。ランキングトップに再浮上したルイス・ハミルトン(メルセデス)が3番手につけた。 フリー走行2回目は序盤、ミディアムタイヤで走行している時点ではボッタスが1分44秒513でトップに立っていた。その後、セッションが半分の30分を過ぎた辺りから各車ソフトタイヤでのアタックが始まったが、ボッタスはタイムを更新できず。2番手につけていたハミルトンもタイムを更新できなかった。他より遅れて残り25分でソフトタイヤを履いてコースインしたフェルスタッペンは、計測1周目で自身のベストタイムを更新。ボッタスを100分の4秒上回る1分44秒472を記録してトップに浮上した。 その後ロングランのテストに移行したが、残り16分の時点でシャルル・ルクレール(フェラーリ)がクラッシュしレッドフラッグ。約5分間の中断の後にリスタートしたが、残り4分を切った時点で、今度はフェルスタッペンがクラッシュ。レッドフラッグが振られセッションはこれで終了となった。 フェルスタッペンはクラッシュで終えることになったが、それでもフリー走行2回目のトップの座をキープ。マシンのダメージに不安が残るものの、逆転ランキングトップに向け好調な滑り出しを見せた。 ボッタス、ハミルトンのメルセデス勢が2-3番手。フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)が4番手につけ、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が5番手でセッションを終えた。 セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)は10番手。序盤ミディアムタイヤで2番手タイムを記録していた角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は最終的に12番手だった。 ベルギーGPは28日にフリー走行3回目と公式予選が行われ、決勝レースは29日22時(日本時間)にスタートする。 ■ベルギーGP フリー走行2回目結果 1. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分44秒472 2. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分44秒513 3. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分44秒544 4. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)/1分44秒953 5. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/1分44秒965 6. ランス・ストロール(アストンマーチン)/1分45秒180 7. エステバン・オコン(アルピーヌ)/1分45秒302 8. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)/1分45秒336 9. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分45秒386 10. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)/1分45秒404 11. カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分45秒517 12. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)/1分45秒758 13. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分45秒789 14. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分45秒967 15. ダニエル・リカルド(マクラーレン)/1分46秒118 16. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分46秒198 17. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分46秒665 18. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分46秒836 19. ニキータ・マゼピン(ハース)/1分47秒335 20. ミック・シューマッハ(ハース)/1分47秒529
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