JR九州は8月19日、8月11日から続く大雨による被害状況を明らかにした。
同社では8月17日時点で、久大本線で21件、佐世保線で38件、それ以外の線区で合計69件の被害を確認しているという。
このうち久大本線は、杉河内~北山田間に架かる第十玖珠川(くすがわ)橋梁で線路変状が発生しており、日田~豊後森間で再開の目途が立っていない。そのため同区間では8月23日からバスによる代行輸送を行なうとしている。
また佐世保線では、肥前山口~武雄温泉間で運行を見合わせており、8月23日の再開を目指して復旧作業が進められている。
これらの被害により、8月11~17日は21路線で運行見合せが発生し、約6200本の列車が運休。約38万人に影響を与えたとしている。