トヨタ、新たに国内2工場も生産停止へ---東南アジアでも新型コロナ感染急拡大[新聞ウォッチ]

東京オリンピックが開催中の東京都で、新型コロナウイルスの感染者が新たに2848人確認されたそうだ。

1日当たりの感染者は、「第3波」のピークだった今年1月7日(2520人)を上回り、過去最多。感染は首都圏を中心に広がっており、埼玉県でも過去最多の593人、神奈川県では約半年ぶりに700人を超える758人の感染が判明したという。

感染が急拡大する中でも、菅首相は「車の制限やテレワークなど、人流も減っているので、心配ない」と述べ、東京五輪の中止を否定したという。

その新型コロナの感染は東南アジアでも急拡大しているようで、トヨタ自動車ではタイ工場の生産を停止したうえ、8月には子会社を含む完成車2工場の3ラインを最大4日間、稼働停止すると発表した。

きょうの各紙も報じているが、背景にはベトナムから調達している部品の供給が滞っているためという。稼働を停止するのはトヨタの田原工場(愛知県田原市)でレクサス車を生産しているラインが3~6日、子会社のトヨタ車体の吉原工場(同県豊田市)では『ランドクルーザー』などを生産する2ラインが5、6日に停止するそうだ。

東南アジアでの感染再拡大では、すでにトヨタ車体の富士松工場(同県刈谷市)のラインも月29日から8月4日にかけて平日の計5日間稼働を停止する予定で、今回の3ライン停止と合わせ、8000台の生産に影響が出ると見込まれている。

国内では半導体不足を主な理由にホンダの鈴鹿工場などが稼働停止を予定しているが、トヨタの場合は新型コロナの再流行が生産活動にも影響しているようで、一難も去らないうちに、また一難なのか……。

2021年7月28日付

●コロナ都内感染最多2848人、先週の倍、若年層目立つ (読売・1面)

●好調テスラ中国リスク、4~6月期利益11倍、米中対立で規制標的(読売・9面)

●トヨタ工場新たに停止、来月愛知、コロナで部品不足 (読売・9面)

●首相、五輪中止を否定「人流は減少、心配ない」(朝日・1面)

●三菱電機不正とこまで拡大、安全認証ない材料使用、新たに14万台出荷判明 (朝日・7面)

●日本のみ下方修正、IMF予想、G7の21年成長率(毎日・6面)

●自動車損害ドラレコで認定、東京海上、熱海土石流災害で業界初(毎日・6面)

●「トヨタは北京ボイコットを」ウイグルや香港問題米紙五輪コラム掲載(産経・9面)

●ANA、営業赤字半減、4~6月750億円に、コスト削減効果(日経・15面)

●三菱自、黒字150億円、今期最終、北米販売伸びる(日経・16面)

●ガソリン、需要減も騰勢、米「リベンジ消費」波及(日経・17面)

《福田俊之》

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