ジャガー・ランドローバーの世界販売、3年ぶりプラス…日本も28%増と回復 2021年上半期

ジャガー E-PACE 改良新型
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ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は7月6日、2021年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は24万8020台。前年同期比は46.2%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。

全販売台数24万8020台のブランド別の内訳は、ジャガーが5万2615台で、前年同期比は23.8%増と回復した。ランドローバーは19万5405台。前年同期比は53.7%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。

車種別の販売実績では、ジャガーブランドは小型セダンの『XE』以外のラインナップが好調だった。販売の中心はSUVで、ミドルクラスの『F-PACE』やコンパクトクラスの『E-PACE』が販売を伸ばしている。

ランドローバーブランドでは、新型『ディフェンダー』の販売が好調だった。ロングボディの「110」に加えて、ショートボディの「90」がラインナップされたこともあり、販売を押し上げている。

市場別の販売実績では、日本国内が上半期、3387台を販売した。前年同期比は28.7%増と、2年ぶりに増加した。全販売台数3387台の内訳は、ジャガーが566台にとどまった。前年同期比は27.4%減と、2年連続で前年実績を下回る。一方、ランドローバーは上半期、2821台を販売し、前年同期比は52.3%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。

ジャガー・ランドローバーの2020年の世界新車販売台数は42万5974台。前年比は23.6%減と、引き続き前年実績を下回っている。

《森脇稔》

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