カーボンニュートラルに向けた重点取り組み、国交省が策定…自動車電動化に対応したインフラ整備

国土交通グリーンチャレンジの概要
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国土交通省は7月6日、2050年カーボンニュートラルや気候危機への対応など、グリーン社会の実現に向けて戦略的に取り組む国土交通省の重点プロジェクトを「国土交通グリーンチャレンジ」としてとりまとめた。

国土交通省では、グリーン社会実現に向けた分野横断・官民連携の視点から重点的に取り組むべき6つのプロジェクトを掲げた。2050年を見据えて2030年度までに取り組む。

具体的には、自動車の電動化に対応した交通・物流・インフラシステムの構築や、省エネ・再エネ拡大につながるスマートで強靱なくらしとまちづくり、グリーンインフラを活用した自然共生地域づくり、デジタルとグリーンによる持続可能な交通・物流サービスの展開など。

このうち、自動車の電動化に対応した交通・物流・インフラシステムの構築では、次世代自動車の普及促進、燃費性能の向上や、物流サービスにおける電動車活用推進、自動化による新たな輸送システム,グリーンスローモビリティや超小型モビリティの導入を促進する。

また、自動車の電動化に対応したインフラの社会実装に向けたEV充電器の公道設置社会実験や走行中給電システム技術の研究開発支援、レジリエンス機能の強化につながるEVから住宅に電力を供給するシステムの普及を促進する。

国土交通省では2050年カーボンニュートラルや気候危機への対応など、グリーン社会の実現に貢献するため、日本のCO2排出量の約5割を占める運輸、家庭・業務部門の脱炭素化に向けた地球温暖化緩和策、気候変動適応策に戦略的に取り組む方針。

《レスポンス編集部》

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