いすゞ、ギガ など4万5000台を再リコール…駐車ブレーキに不具合

いすゞ ギガ(参考画像)
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いすゞ自動車は6月17日、大型トラック『ギガ』の駐車ブレーキに不具合があるとして、国土交通省に再度リコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのはいすゞ『ギガ』『フォワード』、UDトラックス『コンドル』の3車種で2016年7月7日~2019年11月8日に製造された4万3702台。また、修理で対象となる部品が組付けられた1205台、修理部品として出荷し、組付けられた車両が特定できない2584個も対象となる。

大・中型トラックにおいて、駐車ブレーキ用リレーバルブ内部の樹脂ピストンの材質が不適切なため、エア回路中の水分により加水分解して、ブレーキエア圧によりピストンが破損することがある。そのため、ブレーキバルブからのエア漏れや、駐車ブレーキの解除不能、ブレーキ引きずりが発生するおそれがある。

改善措置として、全車両、ピストンを良品に交換する。

不具合は6件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

なお、いすゞは同様のリコールを2020年10月1日付けで届け出ているが、新たに対象となる車両が確認されたため、対象車両を追加して再度リコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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