ゴーン被告が「箱入り」発案、初公判で逃亡手助け認める米親子[新聞ウォッチ]

「箱入り」と言えば、上品で穏やかな立ち振いの娘のことを思い浮かぶが、こちらの「箱入り」は、海外に逃亡した無礼で人騒がせな男の立ち振る舞いである。

日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告を海外に逃亡させたとして、犯人隠避の罪に問われた米軍特殊部隊「グリーンベレー」の元隊員マイケル・テイラー被告とその息子のピーター被告の初公判が東京地裁で行われ、両被告は「間違いない」と起訴内容を認めたという。

きょうの各紙が社会面のトップ記事で「ゴーン被告逃亡支援認める」などのタイトルで取り上げているが、冒頭陳述によると、マイケル被告は2019年6月ごろ、知人から紹介されたゴーン被告の妻のキャロル・ナハス容疑者とレバノンで面会。「このままでは刑務所に入れられてしまう」と、ゴーン被告の国外逃亡を手助けするよう頼まれたという。その後、ゴーン被告からも依頼を受けたマイケル被告は手助けを承諾。ゴーン被告の発案で時間がかかる船ではなく、プライベートジェット機を利用する逃亡計画が決まったという。

また、逃亡計画では、関西空港にはプライベートジェット機向けの保安検査がないことを把握。ゴーン被告の発案で、音響機器用の大型の箱に身を隠してプライベートジェット機に乗り込むことも決まったという。親子の被告側には約136万ドル(約1億5000万円)相当が支払われたことも伝えられている。次回の公判は6月29日に予定されており、被告人質問が行われるようだ。

2021年6月15日付

●ゴーン被告「連れ出して」米親子、手助け認める、初公判冒頭陳述(読売・39面)

●東芝、法令順守の欠如認める、株主総会問題、経産省とのやりとり(朝日・1面)

●五輪「開催」既成事実化(毎日・2面)

●ホンダが月探査技術の実現検討(毎日・7面)

●全日空・日航職域接種(毎日・26面)

●内閣不信任案きょう提出、首相、解散当面先送り(産経・1面)

●下北沢で憩いの時間を、あすオープン 小田急が商業施設(東京・18面)

●郵船、車LNG船に1000億円、12隻世界最大級、脱炭素要請に対応(日経・1面)

●パーク24赤字95億円、今期最終、下方修正配当ゼロに(日経・18面)

《福田俊之》

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