フィスカー、カーボンニュートラルな車両を生産へ…2027年までに

フィスカー・オーシャン
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フィスカー(Fisker)は6月8日、2027年までにカーボンニュートラルな車両を生産する目標を設定した、と発表した。

カーボンニュートラルな車両を生産するために、フィスカーは引き続き、車両のライフサイクルにおける5段階の分析、研究、評価、革新を進めていく。5つの段階には、調達、製造、ロジスティクス、使用段階、廃棄物のリサイクルと再利用が含まれている。

フィスカーは、新世代のEVとして、『オーシャン』の生産を2022年11月に開始する計画だ。オーシャンはフィスカー初の電動SUVで、バッテリーの蓄電容量は、標準仕様でおよそ80kWhとなる。1回の充電で、最大およそ350マイル(約563km)を走行できる性能を備える。

オーシャンには、新開発のプラットフォームを採用する。オーシャンの駆動方式は4WDだ。前後アクスルにモーターを搭載する。米国でのベース価格は、3万7499ドル(約410万円)と、従来のフィスカーの電動モデルと比較すると、大幅にリーズナブルな価格を実現する。

なお、フィスカーは、カーボンニュートラルな車両を生産する目標の実現にあたって、他社からカーボンオフセットの購入は行わない方針。フィスカーのヘンリック・フィスカー会長兼CEOは、「温室効果ガスを排出することなく、車両を生産・販売することの重要性を認識している」と述べている。

《森脇稔》

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