メルセデスベンツは5月10日、小型乗用バンの『コンセプトEQT』を発表した。ファミリー向け、レジャーむけのミニバンで、車名に「EQ」が含まれるように、フル電動だ。 コンセプトカーだが、メルセデスベンツでは、EQTがほぼ量産仕様だと明らかにしている。量産型『Tクラス』は2022年に発売予定で、今回の予告通りフル電動仕様をラインナップする予定だ。7人乗りのEQTを、メルセデスベンツでは「小型バンでは初めてのプレミアムモデル」と謳う。 メルセデスベンツのミニバンには『Vクラス』があるが、これには基本設計を共有した商用バン仕様があり、メルセデスベンツではTクラスが乗用モデルであることを強調したいようだ。資料にも「商用の新型『シタン』と小型バンの柱となる」「Vクラスのレシピをコンバクトなフォーマットに構成した」という表現が見られる。 EQTのボディサイズはVクラスと比べて、全幅と全高がひとまわり小さい。なお全長はVクラスの標準ボディよりは若干長い。日本車ではトヨタの『アルファード』が近い。日本市場では大型ミニバンのカテゴリーになるだろう。 読者のEQTひいてはTクラスへの期待はどのようなものだろう。細かいスペックや日本市場での価格は未定だが、現時点での期待度を教えて欲しい。 ●いいね、欲しい。こいつは市場でも成功するね。 ●いいね、欲しい。でも市場での成功はどうかな。 ●うーん、あんまり……。でも市場では売れるんだろうな。 ●うーん、あんまり……。市場でも無理だよ。 > アンケート回答を見る ご参考 ●メルセデスベンツEQT 全長4945mm×全幅1863mm×全高1826mm ●メルセデスベンツVクラス 全長4905mm×全幅1930mm×全高1930mm V220d(2.2L直4直噴ディーゼルターボ、右ハンドル)……781万円税込 ●全長4950mm×全幅1850mm×全高1950mm アルファードHYBRID Executive Lounge S(4WD)……775万2000円税込