ドゥカティ モンスター 新型をカスタマイズ…純正アクセサリーを欧州発表

2種類のカバーキット

「テルミニョーニ」製エキゾーストも装着可能

2気筒「テスタストレッタ11°」エンジンは最大出力111ps

ドゥカティ・モンスター 新型のカスタマイズパーツ
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ドゥカティは5月24日、新型『モンスター』(Ducati Monster)をカスタマイズする純正アクセサリーを欧州で発表した。

ドゥカティは、新型モンスターをさらにユニークなものにするために、モンスターのスタイルやスポーティなキャラクターを強調する「ステッカーキット」を開発した。

モンスターをさらに個性的にカスタマイズしたいユーザーのために、「カバーキット」も用意している。また、カーボンファイバー製エンドキャップを備えた型式認証済みのテルミニョーニ製ダブルサイレンサーをはじめ、幅広いドゥカティパフォーマンス製アクセサリーも選択できる。

2種類のカバーキット

「Pixelカバーキット」は、大胆かつスポーティでモダンなスタイルをテーマとしており、街中で注目を集めたいライダーのためのカスタマイズキットとなる。新型モンスター向けのカスタマイズキットは、タンクカバー、シートサイドボディパネル、シートカバー、ヘッドライトフェアリング、フロントフェンダーで構成されている。これらは、バイクの個性を最大限に強調して、パーソナライズするためのアクセサリーで、これまで以上にアグレッシブで紛れもないスタイルを実現しているという。

「GPカバーキット」は、スポーティなグラフィックで、モーターサイクルのスタイルを引き出すことを目指した。レーシングマシンを彷彿とさせるデザインを採用したこのキットは、タンクカバーとシートサイドボディパネルから構成されている。

Pixelカバーキット、GPカバーキットともに、ドゥカティレッド、ダークステルス、アビエイターグレーの3種類のカラーが用意されている。

「テルミニョーニ」製エキゾーストも装着可能

「コルセ・デカールキット」は、タンクステッカーとシートサイドボディパネルのセットから構成されるデカールキットだ。モンスターのスポーティなスピリットを強調する3種類のカラーが用意されている。現代的でスポーティな外観により、モンスターの個性を引き立てる、と自負する。

「ロゴ・デカールキット」は、モンスターのロゴを強調したカスタマイズキットだ。モンスターの外観をさらに大胆に変化させるために、3種類のデカールキットが用意されている。

欧州の排ガス基準のユーロ5に適合したテルミニョーニ製サイレンサーも、新型モンスターのスポーティな外観を強化している。または、専用マッピング付きのテルミニョーニ製レーシングエキゾーストも装備できる。これはサーキット専用となり、公道での使用はできない。

また、レーシングナンバープレートホルダーも用意した。さらにドゥカティは、リゾマと共同で、ハンドルバーバランシングウェイト、フットペグ、ブレーキフルード、クラッチフルードリザーバーなど、ビレットアルミ製のアクセサリーをラインナップしている。

2気筒「テスタストレッタ11°」エンジンは最大出力111ps

新型モンスターでは、スーパーバイク由来のアルミ製フロントフレームを採用し、乾燥重量を166kgに抑えた。エンジンは、従来型の『モンスター821』と比較して、排気量、パワー、トルクが増加し、重量が2.4kg削減されたため、バイクの軽量化に貢献すると同時に、ハンドリングも向上しているという。

新型の心臓部には、ユーロ5規制に適合し、「デスモドロミック」バルブ駆動システムを採用した、排気量937cc の「テスタストレッタ11°」2気筒エンジンを搭載する。最大出力は111ps/9250rpm、最大トルクは9.5Nm/6500rpmで、リニアなスロットルレスポンスを追求している。

新型モンスターには、最先端のエレクトロニクスが搭載されている。ライダーの好みに合わせて調整可能なコーナリングABSユニット、「ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)」、「ドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)」が標準装備されている。新型のスポーティなキャラクターを反映して、ローンチコントロールも装備されている。

なお、ドゥカティコンフィギュレーター専用のセクションでは、すべてのカスタマイズオプションを確認することができる、としている。

《森脇稔》

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