ルノー、欧州新車販売に占める電動車の割合を90%に 2030年

2040年に欧州で、2050年に全世界で、カーボンニュートラルを達成する目標を発表したルノーグループのルカ・デメオCEO
  • 2040年に欧州で、2050年に全世界で、カーボンニュートラルを達成する目標を発表したルノーグループのルカ・デメオCEO
  • ルノーのEV、ゾエ
  • ルノー・トゥインゴ Z.E.
  • ルノーの新世代電動車「E-TECH」のラインナップ

ルノーグループ(RenaultGroup)は4月26日、CO2排出量を削減する取り組みの一環として、2040年に欧州で、2050年に全世界で、カーボンニュートラルを達成する目標を発表した。

この目標の達成に向けて、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)などの電動車の販売台数をさらに増やす。ルノーブランドの欧州新車販売に占める電動車の割合を2025年までに65%、2030年には90%に引き上げることを目指している。

ルノーグループは2011年、欧州市場にEVを投入した。販売の主力は、EVコンパクトカーのルノー『ゾエ』だ。2019年の終わりには、現行型の販売が開始されている。

ルノーブランドは2021年第1四半期(1~3月)、4万2951台のEVとPHVを販売した。第2四半期(4~6月)にルノーは、3つの新しい「E-TECH」ハイブリッド車とPHVを投入する。

具体的には、ブランド初のSUVクーペの『アルカナ』のE-TECHハイブリッド、『キャプチャー』のE-TECHハイブリッド、『メガーヌ』ハッチバックのE-TECHのPHVの発売を予定している。

《森脇稔》

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