小湊鐡道の元JR東日本キハ40形がプレ運行…在来車との併結も 4月23・24日

キハ40形のプレ運行列車は『急行「さと山号」』と命名。塗色はJR東日本時代と同じ東北地域本社色が引き継がれた。
  • キハ40形のプレ運行列車は『急行「さと山号」』と命名。塗色はJR東日本時代と同じ東北地域本社色が引き継がれた。
  • JR時代の東北地域本社色キハ40形。
  • 小湊鐵道のキハ200形。4月24日はキハ40形との併結運行が実現する。

千葉県の五井駅(市原市)と上総中野駅(大多喜町)を結ぶ小湊鐵道は4月23・24日、JR東日本から購入したキハ40形によるツアー列車を運行する。

このキハ40形は、かつて郡山総合車両センターに配置され只見線などで運用されていたキハ40 2021・2026。小湊鐡道には2020年5月19日に搬入され、小湊仕様への改造工事などを経てキハ40 1・2に改番された。

このツアーはその一般営業運行を前にした「デビューラン」企画として行なわれ、4月23・24日は養老渓谷駅(千葉県市原市)まで1往復する夜行コースとして運行。五井駅(千葉県市原市)を19時10分頃に発車し22時10分頃に戻る。

4月24日は在来車のキハ200形による定期列車に併結され、上総中野駅(千葉県大多喜町)まで1往復する昼行コースも運行。五井駅を12時24分頃に発車し15時15分頃に戻る。

各コース20人を募集し、旅行代金は1万円。18歳以下は夜行コースの参加不可。申込みは4月21日15時まで小湊鐡道のウェブサイトで受け付ける。申込み多数の場合は抽選となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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