消える国鉄の名残り…旧広島鉄道管理局舎を撤去へ 広島駅北口を再開発

広島駅北口。右前方、大通りに対して斜めに立つ建物が旧広島鉄道管理局舎。
  • 広島駅北口。右前方、大通りに対して斜めに立つ建物が旧広島鉄道管理局舎。
  • 水色部分が撤去される支社屋。撤去される本館と北館3棟の建築面積は合わせて2567平方mに及ぶ。

JR西日本は4月15日、広島支社の旧支社屋を一部を残して撤去すると発表した。

広島駅(広島市南区)北口に位置していた広島支社は、国鉄広島鉄道管理局の流れを汲んでおり、1952年に建設された旧局舎は1987年4月に国鉄が分割民営化された際、JR西日本に承継された。

しかし老朽化が進んだとして2020年11月、広島支社は広島駅西側に建設された新ビルへ移転していた。撤去工事は5月下旬から開始され、数年は継続使用される2棟の事務所を除いて2022年3月頃には完了する予定で、撤去後は賑わい創出のための開発を検討するとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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