1991年に日本車初のルマン24時間レース制覇を成し遂げたマツダ。それから30年を経た節目の年に「マツダ、ルマン優勝への軌跡」と題する特別展示を行っている。 その功績を讃え、ウイニングマシーン787Bと、そこに至るロータリー・レーシングスポーツ2台も展示。サルト・サーキットに刻んだ、偉大でドラマチックな足跡をたどる。 ●マツダ787B(1991年) 1991年、ルマンに日の丸を掲げることに成功したマシン。緑/オレンジに塗り分けられた美しいスタイリングと、4ローターのソプラノサウンドが観衆を魅了した。 ●マツダ737C(1985年) 1983年、RX-7ベースのシルエット・フォーミュラでルマンを戦ってきたマツダがグループCカーで参戦。この737Cはその進化型。 ●マツダRX-7 254(1982年) 1982年、マツダにルマン初完走をもたらしたマシン。エンジンはドライサンプの13Bロータリーを搭載している。