BMWグループ、電動化を加速…EV電池向けリチウム調達の新契約を締結

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BMWグループ(BMW Group)は3月30日、EV向けバッテリーに使用するリチウムを、米国を拠点とするLivent社から調達する契約を新たに締結した、と発表した。

BMWグループは今後数年間で、電動化を加速させる。 2030年までに、BMWグループの世界販売台数の少なくとも50%を、フルEVにする計画だ。これにより、バッテリーセルの製造に重要なリチウムに対する需要が高まる。

BMWグループは2023年から、全世界のフルEVのラインナップを約12車種に拡大する計画。BMWグループは2025年までに、フルEVの販売を年間平均で50%以上増加させることを目指す。これは、BMWグループの2020年のフルEVの世界販売実績の2倍にあたる。

BMWグループは2025年末までに、約200万台のフルEVを顧客に納車する予定だ。BMWグループは、フルEVの世界販売台数を段階的に増やし、今後10年間で累計1000万台を達成する目標を掲げている。

BMWグループは、EV向けバッテリーに使用するリチウムを、米国を拠点とするLivent社から調達する契約を締結した。契約の総額は約2億8500万ユーロ。Livent社は2022年から、BMWグループにリチウムを供給する、としている。

《森脇稔》

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