ポルシェ、世界新車販売の80%以上を電動化…2030年目標

ポルシェ・タイカン
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  • ポルシェ・タイカン・クロスツーリスモ
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ポルシェ(Porsche)は3月19日、デジタル開催した年次プレスカンファレンスにおいて、2030年に世界新車販売の80%以上を電動化する目標を発表した。

現在、ポルシェの電動化を牽引しているのが、EVスポーツカーの『タイカン』だ。タイカンは、生産開始と市場導入が予定されていた2020年春、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の影響により、6週間生産を停止した。そんな中、2020年は全世界で2万0015台が販売された。

また、2020年に欧州で販売された全ポルシェ車の3分の1が、フルEVまたはプラグインハイブリッド車(PHV)などの部分的な電動化モデルだった。ポルシェによると、2020年の全世界での電動化率は17%に達したという。

ポルシェは今後、タイカン派生車種の『タイカンクロスツーリスモ』の投入などにより、2025年に新車で販売される全ポルシェ車の半数を、電気モーター搭載車にする計画だ。

ポルシェ取締役会のオリバー・ブルーメ会長は、「初のフル電動スポーツカーのタイカンは2020年、2万台以上が販売され、同クラスで最も成功している電動スポーツカーとなった。タイカンは、世界で最も革新的な自動車をはじめとした50を超える国際的な賞にも選ばれている」と語っている。

《森脇稔》

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