フォルクスワーゲングループジャパンは2月18日、『ゴルフトゥーラン』など6車種について、リヤコンビネーションランプに不具合があるとして、国土交通省に再リコールを届け出た。
不具合箇所は、リヤコンビネーションランプのバルブホルダー。材質が不適切なためバルブの熱により変形することがあり、接触不良で警告灯が点灯し、最悪の場合、制動灯及び尾灯が点灯しなくなるおそれがあるというもの。
同社は2018年1月25日、『ゴルフ・ヴァリアント1.4/103kW』、『ゴルフ・ヴァリアント1.2/77kW』、『ゴルフRヴァリアント2.0/206kW』、『ゴルフ・トゥーラン1.4/110kW』の4車種1万8686台を対象にリコールを届け出たが、対策が不十分であったため、再度対策を実施する。対象車種に『ゴルフ・オールトラック1.8/132kW』と『ゴルフトゥーランTDI/110kW』を加えるなど範囲を拡大。2013年10月21日~2018年11月29日に輸入された3万6973台を対象に、再度リコールを届け出た。
改善措置としては前回同様、全車両、リヤコンビネーションランプのバルブホルダーを対策品に交換。さらにブレーキランプおよびテールランプのバルブも新品に交換する。
不具合は2312件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。