宮古島でMaaS実証実験開始、ドア to ドアの相乗りタクシーサービスなど

がんずぅあいのりタクシー
  • がんずぅあいのりタクシー
  • がんずぅあいのりタクシー(アプリイメージ)

沖縄県宮古島市とジョルダン、エクトラ、イイガ、オリエンタルコンサルタンツ、まるちく、かりゆしタクシーの7者は、相乗りタクシーサービスなどを中心としたMaaS実証実験を1月25日より開始する。

新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、公共交通の運転手不足が深刻化することへの対応が急がれる状況を踏まえて、7者は「宮古島MaaS協議会」を設立。地域活性化と市民サービスの向上に寄与することを目的とした各種サービスを提供する。

実証実験では、高齢者等の移動弱者である地域住民にドア to ドアで安価な移動手段を提供するため、予約可能な相乗りサービス「がんずぅあいのりタクシー」を提供する。また観光の側面では、今後、アンダーツーリズムを導入し、コロナ後の密を避けた少人数のグループでの穴場的なスポットを含めた周遊行動に対応。地域住民と観光利用の個別ニーズに的確に対応しうる交通サービスの実現を目指す。

また、住民向け、島出身者に向け、一括定額運賃によるサブスクリプションサービス、運賃クーポン、バスと相乗りワゴンサービスを組合せたサブスクリプションサービス、みまもり家族運賃ギフトサービス、家族割、親子割サービスなどを検討し、提供していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集