沖エンジニアリングが設備拡充、欧州LV124規格ワンストップ試験対応へ…オートモーティブワールド2021

信頼性評価、環境システム技術、計測技術などを手がける沖エンジニアリングは、オートモーティブワールド2021で、「欧州自動車メーカー規格 LV124 Part I:電気試験/Part II:環境試験 にワンストップ試験対応を始める」という最もホットな話題を紹介していた。

沖エンジニアリングはことし1月、ISO/IEC17028試験所の認定範囲を拡大。飛び石試験機や昇降式熱衝撃試験機を新たに導入し、車載電子機器の信頼性試験を強化。LV124規格 Part I:電気試験(全22項目)/Part II:環境試験(全28項目)についてワンストップで対応するサービスを展開する。

LV124規格は、フォルクスワーゲン・ポルシェ・アウディ・ダイムラー・BMWのドイツ自動車メーカー5社が制定した12V系電子部品・機器と機械部品に対する試験規格。

同社はその28もあるすべての項目にワンストップ対応するということで、さっそくその事例として飛び石試験や車載カメラ・センサー信頼性評価試験、ECU耐環境試験、はんだ接合部断面観察などをデモ展示。

「熱衝撃試験(試料移動型/ハウジングなし)では、LV124規格対応の温度遷移時間30秒以内の熱衝撃試験にも対応する」とも伝えていた。

沖エンジニアリングは現在、東京都練馬区の本社、埼玉県本庄市のカーエレクトロニクステストラボ、東京都東久留米市の西東京試験センター、群馬県伊勢崎市の群馬カーエレクトロニクステストラボで、「54種類の国内最高レベルの試験環境」を整え、各種試験のワンストップ対応を加速させている。

同社は「メーカー独自の試験に対応した試験設備をセットし、車載電子機器の信頼性試験サービスを展開する」とも伝えていた。

LV124規格 全項目ワンストップ対応サービスの詳細は、1月下旬に公式発表予定。4月にサービス開始予定の車載EMC試験「L負荷接続回路サージ試験」についても説明しているから、気になる人はこのオートモーティブワールドでいち早くキャッチしてみて欲しい。

《大野雅人》

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