相鉄のイベント募集で個人情報流出の可能性…イベント管理サービス「Peatix」への不正アクセス

相鉄・新7000系
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相模鉄道(相鉄)は11月18日、イベント参加者募集で利用したイベント管理サービス「Peatix(ピーティックス)」で個人情報が流出した旨の報道があったことを明らかにした。

相鉄では、11月7・8日の「ありがとう新7000系引退イベントinかしわ台車両センター」開催に際し、10月1~18日にPeatixを通して参加者を募集していた。

サービスを運営するPeatix Japanの発表によると、10月16~17日に不正アクセスが発生し、11月9日に個人情報が引き出されている可能性を認識したということで、「お客様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑およびご心配をおかけする事態となりましたこと、深くお詫び申し上げます」と陳謝している。

流出した情報は、氏名・メールアドレス・暗号化されたパスワードなど最大677万件に及んでおり、それ以外の詳細は調査中ということだが、「クレジットカード情報および金融機関口座情報などの決済関連情報ならびにイベント参加履歴、参加者向けのアンケートフォーム機能で取得したデータ、住所、電話番号などの情報が引き出された事実は確認されておりません」としている。

これを受けてPeatix Japanでは、不正アクセスの経路を遮断するとともに、11月15日にはすべてのパスワードを再設定必須とする措置を採っているという。

現時点で二次被害は確認されていないが、問合せ専用のカスタマーサポートセンターを開設するとともに、利用者に対してはPeatixで利用しているパスワードを他サービスでも利用している場合は、念のために変更するよう呼び掛けている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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