特定非営利活動法人日本自動車殿堂は11月6日、「2020~2021日本自動車殿堂」において、「カーオブザイヤー」をホンダのコンパクトカー『フィット』と開発グループに、「インポートカーオブザイヤー(輸入乗用車)」をプジョー『208/e-208』とインポーターに、それぞれ授与した。
フィットの受賞理由は(1)新世代向け高効率・低燃費2モーター式e:HEV、(2)実用性と安全性に優れたパッケージング、(3)シンプルで快適な先進の安全運転支援システム。次点はトヨタ『ヤリス』だった。
プジョー208/e-208の受賞理由は(1)世界市場向けEV仕様を含めたバリエーション、(2)エレガントにして優れたコストパフォーマンス、(3)意欲的な先進安全技術の導入。次点はアウディ『A1スポーツバック』だった。
カーデザインオブザイヤーはマツダ『CX-30』およびデザイングループに授与された。次点はダイハツ『タフト』。
カーテクノロジーオブザイヤーはホンダの「都市型 RWD EV システム(Honda e)」および開発グループに授与された。次点はマツダの「SKYACTIV-Xエンジン技術(CX-30)」。
また、「2020 日本自動車殿堂 歴史遺産車」にはトヨタ/トヨペット『ライトトラックSKB』(1954年)、ホンダF1「RA272」(1965年)、スズキ『ジムニーLJ10型』(1970年)の3車が選定された。