CAR FIX
もはやこれは取扱説明書レベル…膨大な専門的知識に脱帽
ルー・サンティアゴとジャレット・ジマーマンの2人が名車の修理やアップグレードをする「CAR FIX」。今回2人は初めてダッジ『バイパー』のアップグレードに挑戦する。
用意したのは1996年式ダッジ・バイパーGTS。実はこのエピソードが撮影されたのは何年も前になるが、2020年現在から数えて24年前のクルマだ。ブルーのボディにホワイトのストライプは未だ衰えぬ格好良さはあるが、もはや流行に2、3周乗り遅れている感は否めない。
スペックに目を向けると、長いボンネットの下には最大450馬力・664Nmを生み出すV10エンジンが搭載されている。だが、ジャレット曰く「勝ち」に行くにはまだパワーが足りないからスーパーチャージャーで「喝」を入れるとのこと。オヤジギャグで冷めた頭で振り返ると、「450馬力で十分じゃないか?」と言いたくなる。
ディスカバリーチャンネルでは他にも「名車再生!」などの似た番組を配信しているが、CAR FIXの大きな特徴は、専門的知識を持った2人のプロが教えるそのクルマの修理やアップグレードのコツなどの圧倒的マニアックさにある。
このダッジバイパーでも、92年式から99年式までのエンジン部品は鍛造だから高いブースト圧に適していることや99年式以降のピストンのリングランドは高い位置にあるため適さないなどといった内容。スーパーチャージャーの他にもエキゾースト一式の交換も行っている。ダッジバイパーに乗っている方、これから乗りたい方なら必見だろう。さあ続きはDplayでご覧ください!【レスポンス編集部】