【マツダ MX-30】マイルドHVから登場した理由…需要動向や求めやすさ配慮

マツダMX-30
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マツダは10月8日、新型コンパクトSUVの『MX-30』を同日に売り出すと発表した。欧州では9月に電気自動車(EV)モデルを発売しているが、日本はマイルドハイブリッド車(HV)からの投入となった。

HVシステムは、2.0リットルの直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」との組み合わせで構築しており「e-SKYACTIV G」と呼んでいる。モーターは最高出力6.9PS、バッテリーは24Vのリチウムイオン電池9個を採用し、容量は10Ahとしている。車体サイズは全長4395mm、全幅1795mm、全高1550mmで、センターピラーがなくドアが観音開きとなる開放的な「フリースタイルドア」を採用した。

車両のコンセプトは「わたしらしく生きる」で、開発責任者の竹内都美子MX-30主査は「自分が選んだ新しい体験や挑戦。その道を歩み続けるために力を抜いて、いつも通りの自分で過ごしながら前向きな一歩を踏み出す力の源。これがMX-30の存在意義と考えている」と、新モデルに込めた想いを語る。

一方、国内営業本部ブランド推進部の齊藤圭介主幹は、EVに先駆けマイルドHVから発売することについて「国内の需要動向やお客様のお求めやすさ、選択しやすさを考慮した」とし、HVへの支持が高い日本市場ならではのアプローチと説明する。新しい売り方も導入している。特別車を除くと基本は1グレードとし、その代わりに安全機能や内外装などについて多様なセットオプションを設定しており、顧客が自分自身で好みのグレードを作りあげられるような仕組みとした。

《池原照雄》

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