BMW M4 GT3 プロトタイプ、レッドブルリンクにて公開される

BMW M4 GT3 プロトタイプ(ドライバーはP.エング)
  • BMW M4 GT3 プロトタイプ(ドライバーはP.エング)
  • BMW M4 GT3 プロトタイプ(右。左はM4クーペのプロトタイプ)
  • BMW M4 GT3 プロトタイプ
  • BMW M4 GT3 プロトタイプ
  • BMW M4 GT3 プロトタイプ
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  • BMW M4 GT3 プロトタイプ
  • BMW M4 GT3 プロトタイプ(アンベール“待機中”?)

現地8月20日、オーストリアのレッドブルリンクでBMW「M4 GT3」のプロトタイプが公開された。

7月上旬にF1の連続開催を実施したサーキット、オーストリアのレッドブルリンクでは現在、二輪のMotoGPを連続開催中である。今週末(2週目)の大会名は「BMW M Grand Prix of Styria」。“BMW色”の強まったレッドブルリンクにて、BMW M GmbHが注目の四輪プロトタイプ2種を公開した。

BMW「M4クーペ」のプロトタイプと一緒に公開されたのは、M4 GT3のプロトタイプである。

M4 GT3は、GT3規定を採用するハイレベルなレースシーンにおいてM6 GT3に代わるBMWの次期主力機となっていくマシン。2021年にいくつかのレースイベントで限定的に登場し、2022年には全面的導入となることが見込まれている(コロナ禍の影響等で今後、流動的にならざるを得ない面もあるかもしれないが)。

レッドブルリンクでM4 GT3 プロトタイプのドライブを担当したのはフィリップ・エング。M6 GT3でのスパ・フランコルシャン24時間レース優勝実績もあるエングは、「M4 GT3がスターティンググリッドに着くのが待ちきれない気分だよ。来年、このマシンは最初のレースからコンペティティブな環境下でどのようにパフォーマンスできるのかを証明するだろう。BMW Mの長きに渡る成功の伝統を継承していくことを確信している」との旨をコメントしている。

外観上の注目は、やはり“フロントグリル”ということになるだろうか。今回のプロトタイプでは赤く塗られており、意図されたものかどうかはさておき、そこが自然と注視されるような出で立ちにもなっている。

《遠藤俊幸》

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