BMW S1000RR向けMパフォーマンスパーツのカーボンファイバー製ホイールは、高圧オートクレーブと呼ばれる高圧炉を使用して、非常に複雑なプロセスにより製造される。重量が軽いということは、回転質量が少ないことを意味し、加速性能とブレーキ性能が向上するだけでなく、車両の扱いが容易になるという。カーボンファイバーの表面は、光沢クリアラッカーでコーティングされており、深みのあるブラックが人目を引く。
BMW S1000RRは、従来型比で4kg軽量化された新開発の999cc並列4気筒ガソリンエンジンを搭載する。この新開発エンジンは、BMWシフトカムテクノロジーを採用し、燃焼室内に空気を送り込む吸気バルブの開閉タイミングと開閉量を可変制御することで、燃焼効率の向上と、低・中回転域での出力をアップさせた。