【スバル インプレッサ&XV 新型試乗】低重心のインプレッサが備える魅力を再確認…渡辺陽一郎

スバル インプレッサ 改良新型
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スバルは車種数の少ないメーカーだから、不人気車が生じると国内販売も揺らぎかねない。そこで改良を頻繁に行う。エンジンを水平対向4気筒に限り、プラットフォームの種類を抑えたことも、頻繁に改良しやすい理由だ。現行『インプレッサ』は2016年、『XV』は2017年に発売されたが、両車ともほぼ毎年進化している。

サスペンションの違いは18インチ車でくっきりと

スバル インプレッサ 改良新型
2019年11月(発売)のマイナーチェンジでは、外観がシンプルで存在感の強いデザインに改められた。安全&快適装備のアイサイトも、渋滞時での運転支援機能を充実させたアイサイトツーリングアシストに進化している。走行性能に関する機能では、サスペンションを改良した。

走りの違いで分かりやすいのは、インプレッサの18インチタイヤ装着車だ。以前は乗り心地が少し硬く感じたが、改良後は足まわりの動きが柔軟になった。40km/h以下では、今でも少し硬く感じるが、ミドルサイズの18インチタイヤ装着車ではかなり快適だ。

スバル インプレッサ 改良新型
操舵感も正確になった。インプレッサの場合、少しマイルドな反応のさせ方に、リラックス感覚を伴う独特の上質感がある。そこをスポーティで機敏な方向に発展させると、肝心の個性が薄れそうだが、上手にバランスを取った。

XVも含めて、ボディの底面に配置された基本骨格の前後を補強するなど、下まわりとサスペンションの取り付け剛性を高めた効果も大きい。

低重心のインプレッサが備える魅力を再確認

スバル XV 改良新型スバル XV 改良新型
最近はSUVの人気が高く、XVの売れ行きもインプレッサ(スポーツ+G4)を上まわる。2019年はインプレッサの1か月平均の登録台数は約1500台だったが、XVは約2170台だ。XVは派生車種ながら好調に売れている。

それでも走行安定性と乗り心地のバランスなど、低重心のインプレッサが備える魅力も依然として健在だ。先ごろのマイナーチェンジでは、そこを改めて確認できた。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

渡辺陽一郎|カーライフ・ジャーナリスト
1961年に生まれ、1985年に自動車雑誌を扱う出版社に入社。編集者として購入ガイド誌、4WD誌、キャンピングカー誌などを手掛け、10年ほど編集長を務めた後、2001年にフリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向した。「読者の皆様に怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も大切と考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心掛けている。

《渡辺陽一郎》

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