メルセデスベンツのセダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレの4車種を展開する『Cクラス』は、2014年にフルモデルチェンジされ2018年には改良新型を発売した。次期型のプロトタイプが目撃されるなど、新型の登場が期待されている。
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改良新型発売、マイルドHV搭載モデルも設定…449万円より
メルセデス・ベンツ日本は、メルセデスベンツ『Cクラス』(Merceds-Benz C-Class)改良新型モデルを発表。セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレの4車種を同時に刷新し、7月25日より注文の受付を開始する。
改良新型モデルでは、「C200アバンギャルド」に48Vマイルドハイブリッドシステムを採用する。新開発の1.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、単体で最高出力184ps、最大トルク280Nmを発生。回生ブレーキ等で発生した電力で、最高出力14ps、最大トルク160Nmを発生するモーターがエンジンを補助する。同システムは燃費低減効果だけでなく、ターボラグ時のアシストを行い、スムーズな加速にも貢献。そのほか、エンジンを止めた状態で走行するコースティングや、エンジン始動時の低騒音、低振動を実現している。
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改良新型、チーフエンジニア「最も大規模なフェイスリフト」
メルセデス・ベンツ日本は7月25日、一部改良した『Cクラス』(Mercedes-Benz C-Class)の受注を開始した。フロントマスクの変更や48V電気システムを搭載した新開発エンジンを採用したのが特徴で、納車は9月から順次行う予定としている。
独ダイムラー社でCクラスのチーフエンジニアを務めるクリスチャン・フリュー氏は同日都内で開かれた発表会で「平均的なCクラスセダンの部品数の半分以上にあたる6500点にものぼっており、Cクラス史上最も大規模なフェイスリフト」とした上で、「これまでで最もスポーティなCクラス」と述べた。
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改良新型…4車種を同時に刷新[詳細画像]
メルセデス・ベンツ日本は、メルセデスベンツ『Cクラス』(Mercedes-Benz C-Class)改良新型モデルを7月25日に発表した。セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレの4車種を同時に刷新し、同日より注文の受付を開始する。
エクステリアは、フロントおよびリアバンパーのデザインを変更。ヘッドライトには、マルチチャンバーリフレクターが上下4列ずつ立体的に並ぶ「LEDハイパフォーマンスヘッドライト」に加え、上位装備として『Sクラス』、『Eクラス』と同様のシステムである、片側84個のLED光源を瞬時に個別制御可能な「マルチビームLEDヘッドライト」を設定した。セダンのテールライトユニット内部は、Cクラスの“C”の文字をモチーフにしたデザインに変更されている。
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【試乗】この仕上がり、弱点を見出すことは難しい…九島辰也
1.5リットルターボ+モーターの新ユニット登場
今回の『Cクラス』のモデルチェンジは劇的なものではない。もちろんマイナーチェンジなのだから限界はあるが、特に見た目はこれまでとほとんど変わらない。グリルやバンパーの形状とライトユニットの中身がリデザインされたくらいだ。
当然、これには理由があってこれまでのデザインが評価されている点が大きい。『Sクラス』から始まったセダン系デザインの系譜はいい感じに浸透しているといえよう。ただ、新しいパワーソースが加わったのは大きなニュース。特に「C200」に搭載される1.5リットル直4ターボ+モーターのユニットは興味がそそる。なんたって「C180」に積まれる1.6リットル直4ターボより排気量が小さいのだから。その中身を理解しないと混乱する。
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【C180ワゴン 試乗】選んで間違いのないステーションワゴン…島崎七生人
最新『Cクラス』のラインアップ中、エントリーモデルとなるのが「C180」。C180は受注生産扱いなので、試乗車の「C180アバンギャルド」が事実上のベーシックモデルで、素の状態で513万円のプライスタグが付けられている。
試乗車ではさらに推奨オプションのベーシックパッケージ(シートヒーター、駐車支援機能ほか)を始め、レーダーセーフティパッケージ、AMGラインの各オプションも装着。AMGラインはエアロキット、18インチアルミホイールや、ブレーキ、シート、ステアリングなど、多岐にわたる装備がグレードアップする。雰囲気(空気?)ではこれらはもはや標準装備同然で、メタリックペイントの選択や、さらにメンテナンス、保証関係を手厚くしておくと、ざっと100万円少々のプラスといったところだ。
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メルセデスベンツ C180ステーションワゴン アバンギャルド
【C180クーペ 試乗】こんなクルマを「素のモデル」と呼んでいいのか…中村孝仁
Cクラスの「素のモデル」に試乗
メルセデスの『Cクラス』が大改良を受けた。エンジン、インテリア、足回り等々。車種にもよるのだろうが、コンポーネンツの変更は実に6500点にも及び、全部品の半数近くに達するというから確かに大改良だ。
そうしたうえで、外観はいじらないのがメルセデス流…というか、ドイツ風。新旧と言われても、並んだってわからない。試乗中に一度だけ同じクルマに遭遇したものの、果たして相手が新しかったのか、それとも改良前だったのかは全くわからなかった。
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3シリーズ、Cクラス、A4を比較試乗! 走りの「らしさ」で選ぶドイツ王道セダン
クルマ選びの原点に立ち返る
メルセデスベンツ『Cクラス』、BMW『3シリーズ』、アウディ『A4』といえば、数多ある輸入車のなかでも王道中の王道。しかも、価格やサイズは手頃なのに、上級モデルと共通の装備や技術がぎっしり詰まっているのも、このクラスの特徴だ。
さて、あなただったら、どうやって自分好みの1台を見つけ出すだろうか。「昔から憧れだったあのブランド」「カタログのスペックがいちばん優れている1台」「価格がもっとも安くてコストパフォーマンスに優れたモデル」…。どの方法も間違いではないが、「3台に試乗して、そのなかから自分の好みにぴったりあった1台を選ぶ」のもいいと思う。というか、それこそクルマ選びの本来あるべき姿ではないだろう。そこで今回は、私が3台に試乗しその結果をリポートすることで、皆さんにクルマ選びの疑似体験をしてもらうことにした。
3シリーズ、Cクラス、A4を比較試乗! 走りの「らしさ」で選ぶドイツ王道セダン画像
BMW 330i M Sport、Mercedes-Benz C 200 AVANTGARDE、Audi A4 45 TFSI quattro sport(右から)
次期型、最新プロトタイプをキャッチ
メルセデスベンツの主力モデル、『Cクラスセダン』次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
ダイムラーの施設のすぐ近くで捉えた最新プロトタイプは、ボディがフルカモフラージュされていた。その下には生産型ボディパネルと、『CLS』に似たLEDデイタイムランニングライトを備える新ヘッドライトや、垂直基調から水平基調へ刷新されるテールライトの一部が見てとれる。