三菱グループの大型客船「飛鳥II」炎上、出火原因は調査中[新聞ウォッチ]

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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

けが人がいなかったのは不幸中の幸いである。横浜港大さん橋国際客船ターミナルに停泊中の日本最大級のクルーズ船「飛鳥II」の最上階iにあたる12階の資材庫付近から出火、横浜市消防局などが消火に当たり、約3時間後に消し止められたという。海上保安本部によると、乗客はおらず、乗組員153人にけが人はなかったとみられる。

きょうの各紙にも、最上部のデッキ付近から黒煙が上がる飛鳥IIのカラー写真とともに、社会面で取り上げているが、運輸安全委員会は調査のため、船舶事故調査官3人を指名したという。飛鳥2は新型コロナウイルス感染拡大の影響で運航を中止、4月1日から横浜港に停泊中で、出火直前に資材庫の周辺で外壁の溶接作業をしていたとの情報があり、神奈川県警や消防と出火原因を調べているとも伝えている。

飛鳥IIは三菱グループの日本郵船傘下の郵船クルーズが所有、運航するクルーズ船で、2006年に就航し、全長241メートル、約5万トン、乗客定員は872人。バブル期の1990年に三菱重工の長崎造船所でバハマ船籍の「クリスタル・ハーモニー」として建造し竣工したが、その後郵船クルーズが買い取り日本市場向けに就航していた。長崎造船所では建造中の豪華客船の不審火がたびたび発生しているが、就航後に停泊中のクルーズ船の火災は珍しい。

横浜港のクルーズ船といえば、新型コロナの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が、2月に横浜港の大黒ふ頭に着岸。乗客・乗員700人余りの感染が確認された。クルーズ船は、その後客室の消毒やベッドのマットレスの交換などを行うため、3か月間停泊を続けていたが、横浜港を出港してマレーシアに向かったのは、ちょうど1か月前の5月16日だった。

2020年6月17日付

●株一転急騰1051円高、NY株、一時800ドル超上げ(読売・8面)

●訪日客の目標記載なし、観光白書、国内需要喚起に注力(読売・8面)

●「飛鳥2」停泊中屋上デッキ出火、横浜港、けが人なし(読売・26面)

●広い工場の移動キックボードで、トヨタ九州110台導入(朝日・9面)

●マツダ 創業100年、記念モデルカー(朝日・9面)

●新東名高速、一部で6車線化(朝日・29面)

●日銀、緩和政策を維持、コロナによる市場混乱一服と判断(毎日・6面)

●しぼむ期待苦境のSJ、三菱航空機開発体制縮小へ(東京・7面)

●タタ自、最終赤字1700億円、前期単体でも赤字に(日経・8面)

●ホンダ標的に開発か、サイバー攻撃ウィルス、内部環境でのみ作動(日経・13面)

●電動三輪バイク、宅配需要で快走(日経・13面)

《福田俊之》

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