トヨタ自動車(Toyota)の欧州部門のトヨタモーターヨーロッパは、2020年第1四半期(1~3月)の新車販売の結果を発表した。総販売台数は27万1937台。前年同期比は2.4%減と、2年連続で前年実績を下回った。
全販売台数は27万1937台のうち、トヨタブランドは25万3644台。前年同期比は2.6%減と、2年連続のマイナスとなった。
トヨタブランドでは、『ヤリス』が5万5126台で、引き続き最量販車に。ただし、前年同期比は21%減とマイナスに転じた。『カムリ』は、16.6%増の1万2322台を販売した。新型『カローラ ハッチバック』(日本名:『カローラ スポーツ』に相当)は、ワゴンの「ツーリングスポーツ」と合わせて、3万8077台を売り上げた。
また、新型『カローラ セダン』は第1四半期、1万9223台を販売した。新型効果で前年同期比は58.6%増と大きく伸び、プラスに転じた。入門コンパクトカーの『アイゴ』は、2万6818台。前年同期に対して11%減と、後退している。
SUVでは、『RAV4』が前年同期比21.4%増の3万7063台と、引き続き好調。『ランドクルーザー』は8.2%減の9338台、『ハイラックス』は12.3%減の9089台を販売した。クロスオーバー車の『C-HR』は4万1709台にとどまり、前年同期比は28.1%減とマイナスに転じている。