陸羽東線のリゾート車両も引退へ…3両編成の「リゾートみのり」 6月28日限り

6月28日を最後に引退するキハ48形「リゾートみのり」。
  • 6月28日を最後に引退するキハ48形「リゾートみのり」。
  • 4月29日からの運行では、記念ロゴがラッピングされる。
  • 4月29日からの運行で配布される記念シール。
  • 6月28日運行の『ありがとう「リゾートみのり」フィナーレ号』では「リゾートみのり」の未使用座席カバーがプレゼントされる。

JR東日本仙台支社は3月26日、リゾート車両「リゾートみのり」の運行を6月に終了すると発表した。

「リゾートみのり」は、2008年にキハ48形一般型気動車を改造して誕生。五能線のリゾート車両「リゾートしらかみ」に使われているキハ48形と似た非貫通タイプの先頭車に、貫通型の中間車を挟んだ大窓の3両編成(キハ48 546+キハ48 549+キハ48 550)で、エンジンを350psのものに換装(変速機の関係で実際は300psに落として使用)。車内には展望ラウンジやイベントスペースなどが設置されている。

今後は4月4日~6月28日の土休日(5月1日を含む)に、仙台~新庄間を陸羽東線経由で運行する臨時快速に充当される予定で、6月5・12・19・26日は追加運行される。

このうちラストランとなる6月28日は、通常運行終了後に仙台から小牛田運輸区まで回送される列車を利用した『ありがとう「リゾートみのり」フィナーレ号』と題した団体臨時列車を運行する。時刻は仙台19時頃発→小牛田20時30分頃着で、旅行代金は大人のみ3900円。申込みは4月9日からびゅうトラベルサービスのウェブサイトで受け付ける。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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