新型コロナウイルスショック直撃---世界の金融市場大荒れ、原油価格も急落[新聞ウォッチ]

ニューヨーク証券取引所(3月9日)
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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

「新型コロナ拡大、NY株一時2000ドル安」---。目が覚めて開いたきょうの朝刊の見出しだけは、デマか誤った情報であってほしいと思いつつ、びっくりした人も多かったことだろう。

3月9日の東京株式市場では日経平均株価が大幅に下落。前週末比1050円99銭安の1万9698円76銭で取引を終えた。終値が2万円を割り込むのは2019年1月4日以来、約1年2カ月ぶりという。また、東京外国為替市場では、円を買う動きが急加速。約3年4カ月ぶりに一時1ドル=101円台をつけた。前週末時点に比べると4円以上の円高水準である。

さらに、ケタ外れの急落はニューヨーク株式市場。ダウ工業株30種平均が前週末終値比で一時2000ドル超下落。取引時間中としては過去最大の下げ幅となり、同市場では取引が一時停止されるなど世界の金融市場が大混乱に陥っている。結局、終値も2013ドル安で引けている。

世界的に金融市場が大揺れとなった背景には、新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の減速懸念が大きな要因だが、原油価格の急落も拍車をかけているようだ。

原油価格の急落は、ガソリン価格などの値下がりにつながるが、プロ野球の開幕延期や行楽地のイベントなども軒並み中止。見えない脅威を相手に、楽観的になるか悲観的になるかで結果は大きな差が出るともいわれるが、不要不急の外出を自粛しているご時世ではのんびりドライブを楽しむ気分にもなれないだろう。

2020年3月10日付

●新型コロナ拡大、NY株一時2000ドル安、下げ幅最大取引一時中断、東京終値2万円割れ(読売・1面)

●免許返納最多60万人、全国で昨年、池袋暴走事故などで関心(読売・29面)

●街角景況感14.5%ポイント悪化(朝日・1面)

●国内流行長期化の見方(朝日・3面)

●日産の中国新車販売、2月80%減(朝日・9面)

●産油国決裂原油急落、サウジ増産引き金(毎日・7面)

●AI、ロボがおもてなし、高輪ゲートウェイ駅公開(産経・26面)

●経団連「女性副会長」見送り、4氏内定(日経・5面)

●マツダなど円高抵抗力、リーマン教訓、世界の拠点再編(日経・17面)

《福田俊之》

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