宇都宮線の特急を廃止、鬼怒川線『大樹』は最大4往復に…東武鉄道6月6日のダイヤ改正

伊勢崎線系統では通勤特急的な性格の500系「リバティ」。野田線の特急『アーバンパークライナー』などでさらに増発が図られる。
  • 伊勢崎線系統では通勤特急的な性格の500系「リバティ」。野田線の特急『アーバンパークライナー』などでさらに増発が図られる。
  • 『THライナー』へ投入される東武70090形。東京メトロ日比谷線へ直通する初の座席指定制列車となる。
  • 最大4往復となる鬼怒川線の『大樹』。これに備えて、北海道や真岡鐡道からC11形蒸気機関車が転入し、4往復すべてでのSL運行態勢を目指す。写真は2018年11月、北海道江別市から搬入された整備中の「C111」。
  • 曳舟駅

東武鉄道(東武)は2月25日、伊勢崎線系統を中心としたダイヤ改正を6月6日に実施すると発表した。

この改正では、東京地下鉄(東京メトロ)日比谷線直通座席指定制列車『THライナー』が久喜~霞ヶ関・恵比寿間で運行を開始するとともに、特急の拡充も図られ、浅草9時52分着までの上り特急と浅草17時9分発以降の下り特急が新たに曳舟駅(東京都墨田区)に停車する。

野田線で運行されている特急『アーバンパークライナー』については大宮~柏間に2往復を新設し、6月8日から運行を開始するとともに、伊勢崎線から直通する浅草18時49分発の柏行き1号の時刻が大幅に繰り下がり、21時30分発となる。

特急の運転区間延長や増発も実施され、夜間帯に運行される一部の『スカイツリーライナー』『アーバンパークライナー』が『リバティけごん』『リバティりょうもう』『けごん』に置き換えられるほか、野岩鉄道と会津鉄道へ直通する『リバティ会津』の速達性が向上。新高徳駅(栃木県日光市)には夕時間帯に上り『スペーシアきぬ142号』が停車する。

なお、浅草~東武宇都宮間で運行されている特急『しもつけ』は廃止となり、下り列車は新栃木行きの『リバティけごん239号』に置換え。新栃木~東武宇都宮間は普通列車へ乗り継ぐ態勢に改められる。

鬼怒川線では、東武ワールドスクウェア駅が終日停車に。下今市~鬼怒川温泉間で3往復が運行されている『SL大樹』については、『SL大樹』と『DL大樹』が各2往復計4往復運行される態勢となり、平日は原則2往復となる。

現在、東武では現行のC11形207号機(C11 207)に加えて、北海道からやってきたC111、真岡鐡道から購入したC11 325を加えたSL複数機態勢への準備を進めており、実現すると、4往復すべてが『SL大樹』として運行される予定だという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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